労働安全衛生
労働安全衛生方針
アマダグループ経営理念の一つである「人と地球環境を大切にする」に基づき、サステナビリティ基本方針「人権の尊重」において、全てのステークホルダーの人権を尊重するとともに、多様な従業員が活き活きと仕事に取り組める働きがいのある職場づくりと心身ともに安全・健康に働ける環境整備を推進することを掲げています。
アマダグループは、世界中のお客さまのモノづくりに貢献することが地域社会や人々の生活の発展につながるとの考えのもと、機械メーカーとして開発、製造、販売、サービスを展開しています。事業に関わるすべての人々の安全かつ健康的な労働環境の確保が最重要基盤であるとの認識に立ち、その実現に向けて継続的に取り組みます。
- 事業活動を行うそれぞれの国や地域で適用される労働安全衛生法および関連法規制を遵守し、安全と健康を最優先します。
- 労働安全衛生の重要性を認識し、安全で快適な職場環境を形成します。
- 労働安全衛生に関する目標を定め、周知するとともにその達成状況の把握と見直しを行い、労働安全衛生活動の継続的な改善・向上に取り組みます。
- 労働安全衛生に関する教育や訓練を継続的に行います。
- 適用範囲:
- 本方針は、アマダグループに従事するすべての役員および従業員(正社員、契約社員、派遣社員、パートタイマー等を含む)に対して適用されます。また、アマダグループとの取引によって関係する事業者等に対し、本方針が理解、尊重されるように働きかけ、安全かつ健康的な職場環境の実現を推進します。
労働安全衛生推進体制
「安全衛生規程」に基づき全社的な安全と衛生管理を統合的に推進する統括安全衛生委員会を設置しています。具体的な活動については、事業所単位でグループ会社を含めた安全衛生委員会において専門部会を設置して推進しています。海外グループ会社は、統括安全衛生委員会を通じて各々の地域や国に応じた課題に対応しています。
※現在、国内においてISO45001認証を受けている事業所はありません。
目標と実績
指標 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |||
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実績 | 目標 | 実績 | 目標 | 実績 | 目標 | |
死亡災害発生件数(連結) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※国内製造業における労働災害死亡者数平均について、2021年は0.00054人、2022年は0.00058人、2023年は0.00057人となっております。(経済構造実態調査から製造業会社数を算出、厚生労働省 労働災害発生状況から死亡者数を算出)
取り組み
事業所の安全衛生委員会に設けている各専門部会が、年間計画に基づき労働災害の予防および再発防止に取り組んでいます。
主な取り組み
- 安全 労災事故発生時の再発防止施策検討と対策の水平展開
- 衛生 心身ともに健康な職場環境作りの啓蒙
- 防災 年次の総合防災訓練と定期的な応急救護訓練の実施
- 交通 社有車運転前後のアルコールチェック実施
教育・訓練
労働安全衛生の重要性を認識し、安全で快適な職場環境を形成するため、階層および職種に応じた教育・訓練を実施しています。
- 雇入れ時の安全衛生教育
- 配属時の職種に応じた安全特別教育
- 職種ごとの経験年数に応じた安全教育
- 避難訓練の実施
雇入れ時の安全衛生教育 職種ごとの安全教育 総合防災訓練
感染症などのグローバルな健康問題への取組
アマダグループでは発展途上国を中心に蔓延している三大感染症(HIV/AIDS、結核、マラリア)をグローバルな健康問題と認識しており、海外赴任する従業員及び配偶者に対しては赴任前後に健康診断を実施し、赴任前には各種感染症に対する啓発を行うとともに、必要に応じて感染症の予防接種を推奨しています。また、赴任中にも適切な治療が受けられるよう保険に加入し、健康診断受診を推奨、補助しており、従業員が安心して業務に専念できる環境を整えています。