研究・開発
直販·直サービスで汲み取ったニーズに応える、最新技術の研究·開発を行っています。
直販·直サービスによる研究·開発の推進
アマダグループでは、お客さまの多様化する課題を顕在化し、より高品質で課題解決に貢献できる技術を開発しています。また、お客さまのニーズに合致した加工技術を提供するために、現在では国内外の16の開発拠点を起点に、地域の特性やお客さまの生産活動に根差した商品開発を行っています。
さらに商品の企画·開発·調達段階では、その商品の環境へ及ぼす影響についても明確な目標を設定し、開発の各ステップで評価を実施して、業界トップクラスの環境性能を有する商品のリリースを推進しています。
研究・開発実績
アマダグループはグローバル市場での優位性を確保するため、国内外において随時1,000件を超える特許を維持するとともに、年間100件を超える新規出願を実行するなど、知的財産への投資を積極的に行っています。研究開発で生み出された技術とブランドを知財権によって担保するとともに、ポートフォリオの形成により他社への牽制を強化。アマダグループの成長戦略の核である、レーザビジネス、自動化ビジネス、サービスビジネスの推進・拡大を知的財産の側面で支えています。
約1,300件
65億円
年間100件以上
お客さまの生産課題に応える研究開発
アマダグループでは、お客さまの生産課題にワンストップでお応えできる幅広い商品をマシン、自動化装置、制御機器、ソフトウエア、金型、鋸刃など多岐にわたり研究開発を行っています。
最先端のレーザ技術
近年需要が高まるレーザ技術において、ファイバーレーザ、YVO4レーザ、YAGレーザ、ダイレクトダイオードレーザなどさまざまな発振器を自社開発しています。
またレーザ光の形状や軌跡をコントロールする独自の技術を開発し、切断、溶接、マーキング、はんだ付け、積層造形など多岐にわたる加工技術を確立しています。
自動化·省力化技術
金属加工の現場では材料や金型などの重量物を扱う作業も多く、また経験が必要な段取り作業などもあることから、作業者の負担になっています。
これらの課題を解決するために早くから自動化や省力化に注力しており、現在は独自の自律走行搬送ロボット(AMR)を開発し、工程間の自動化を進めています。
制御技術
アマダは1980年代から曲げ加工の自動化に取り組んでいます。加工機械と周辺装置の高度な協調制御を開発することで難度の高い曲げの自動化を実現しました。さらに現在は段取り作業も自動化し多品種少量生産に対応するシステムになっています。1990年代からはさらに難度の高い薄板の溶接工程の自動化にも取り組み、人工知能を搭載した補正システムを開発。「誰でもより簡単に」をコンセプトに日夜開発を進めています。
ソフトウエア
機械加工においては、正確な加工プログラムを作成することが重要です。アマダでは、コンピューターシミュレーションによって正確なプログラムを作成する独自の自動プログラミングシステムを開発しています。
また生産進捗の見える化、最適化を行う製造DXを開発し、お客さまの工場の生産性向上を推進しています。