重要課題と指標・目標

重要課題

アマダグループは、2030年に目指す姿である「長期ビジョン2030」の実現に向けた重点項目の1つに「ESGの推進」を設定しています。
その達成に向けて、中期経営計画における基本戦略方針として 「ESG経営・体制強化」を掲げ、ESGの各分野において優先して取り組むべき重要課題を特定しています。
これらの重要課題は国連のSDGs (持続可能な開発目標)のゴールに対応しており、目標の達成は SDGsへの貢献にもつながると考えています。
課題の特定にあたり、当社の事業環境や各ステークホルダーにとって関連性の高い課題を抽出し、社内会議で事業への影響度とステークホルダーへの影響度の観点から議論を重ね、特に優先度の高い課題を明確にしました。

アマダグループの重要課題 アマダグループの取り組み 貢献していくSDGsゴール
環境
CO₂排出量削減
  • 販売する商品
  • 自社事業所と工場
  • 太陽光発電の設置、事業所のLED照明への置換
  • 2022年11月:SBT認証取得(Scope1~3)
  • ファイバーレーザの発振効率の向上
  • AI搭載新NC装置による段取り削減・生産性向上
  • 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
社会
  • 人材能力開発
  • ダイバーシティ推進
  • 働きがいある職場づくり
  • 成長戦略に即した専門人材の教育強化
    (先端技術・DX・グローバルなど)
  • 女性の能力が発揮できる環境の創出とリーダーの育成強化
  • 柔軟な勤務形態と適正な評価・給与制度
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 8.働きがいも経済成長も
ガバナンス
  • 取締役会の多様性
  • 取締役会の機能強化
  • 役員報酬制度の改定
  • コンプライアンスの徹底
  • リスクマネジメント強化
  • 多様な視点・価値観による持続的成長の確保
  • 中長期的課題の議論とモニタリングによる実効性向上
  • 中長期目標の達成・企業価値向上に資する報酬体系
  • 行動規範の見直しと浸透によるコンプライアンス意識の醸成
  • 成長戦略の進展に即した情報セキュリティリスク対策の強化など
  • 16.平和と公正をすべての人に

指標・目標

中期経営計画における「ESG経営・体制強化」において、サステナビリティに関する重要課題を解決するための定量・定性指標を定めています。
中期および長期目標に対する実績は以下の通りです。

分野 指標 範囲 2023年度実績 2024年度実績 2025年度目標 2030年度目標
環境 商品CO 2 排出量 連結
(2013年度比)
58.4%減 68.9%減
(見込み)
50%減 50%減
事業所CO 2 排出量 73.4%減 77.8%減
(見込み)
70%減 75%減
社会 1人あたり教育研修時間 国内主要グループ会社* 47.7時間 41.7時間 40時間 45時間
女性管理職数 15人 17人 24人 40人
新卒採用女性比率 32.6% 27.6% 25% 25%
有給休暇取得率 74.3% 77.1% 80% 100%
育休取得率
(男性)
68.2% 82.5% 70% 100%
育休取得率
(女性)
100% 100% 100% 100%
ガバナンス 取締役会の多様性確保 連結 独立社外取締役 4/9
女性取締役
1名
独立社外取締役 4/9
女性取締役
1名
女性監査役
1名
多様性の
向上
維持・向上
役員報酬・制度の見直し 連結 中期経営計画に連動した
株式報酬制度を導入
中長期インセンティブプランの導入 責任者体制
強化
  • 国内主要グループ会社は、㈱アマダ、㈱アマダマシナリー、㈱アマダウエルドテック(2024年4月1日付でアマダと合併し、消滅しております。)、㈱アマダプレスシステム、㈱アマダツールの5社を指します。