環境マネジメント
環境マネジメント体制
アマダグループは、代表取締役社長を委員長としたアマダグループ環境エコ委員会において、環境問題への対応を実施しています。アマダグループ環境エコ委員会では、事業所における環境施策を立案する「工場分科会」 「施設分科会」及び商品における環境施策を立案する「商品分科会」等の組織を持ち、国内外の各事業所より環境に関する情報を集約し、それぞれの領域における環境施策を立案し、進捗管理を行っています。
アマダグループ環境エコ委員会において決定した環境のリスク・機会及びそれらに対応するための目標・計画、また計画に対する進捗状況等については、取締役会に定期的に報告され、経営の意思決定に活用されます。
環境マネジメント体制図
ISO14001認証の取得
アマダグループは、1998年に伊勢原事業所でISO14001の認証を取得後、更新を続けてきました。現在は、伊勢原事業所、富士宮事業所、小野工場、土岐事業所、関西テクニカルセンター、三木工場、野田事業所、福島工場、伊勢原鈴川事業所、川口事業所の10カ所で、グループ10社と1職業訓練法人、1営業所、1組合が合同で1つの認証を取得しています。
ISO14001認証取得状況
ISO14001認証取得拠点(事業所・工場) | ||
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国内拠点 | 取得年 | 統合認証移行 |
伊勢原事業所 | 1998 | 2010 |
富士宮事業所 | 2002 | 2010 |
小野工場 | 2008 | 2010 |
土岐事業所 | 1999 | 2012 |
関西テクニカルセンター | 2012 | 2012 |
三木工場 | 1998 | 2013 |
野田事業所 | 2000 | 2014 |
福島工場 | 2015 | 2015 |
伊勢原鈴川事業所 | 2020 | 2020 |
川口事業所 | 2020 | 2020 |
海外拠点 | 取得年 | 統合認証移行 |
AMADA AUSTRIA GmbH | 2000 | - |
天田(連雲港)机床工具有限公司 | 2008 | - |
AMADA EUROPE S.A.(シャルルビル・メジエール工場) | 2014 | - |
AMADA EUROPE S.A.(シャトー・ドュ・ロワール工場) | 2014 | - |
AMADA AUTOMATION EUROPE | 2019 | - |
- 国内連結対象13社中10社が認証取得(製造拠点7社中5社)。CO₂排出量に基づく認証取得事業所の環境負荷カバー率は97%。
- 海外連結対象65社中4社が認証取得(製造14拠点中5拠点)。CO₂排出量に基づく認証取得事業所の環境負荷カバー率は28%。
- 内部監査実施の頻度
認証取得拠点では、毎年全部門の内部環境監査を実施し、環境マネジメントシステムの適合性、法規制の合致性、パフォーマンスの有効性を確認し、マネジメントレビューを実施しています。
TCFD提言に基づく気候変動関連の情報開示
アマダグループはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に賛同し、そのフレームワークに基づいた情報開示を実施しています。
詳しくは下記のページをご覧ください。
国際的イニシアティブへの参画
RE100への加盟
アマダは、2023年8月にグループ会社を含む全拠点の事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す国際的な環境イニシアチブ「RE100」に加盟しました。
「RE100」への加盟は国内の工作機械業界では初です。
SBT認証の取得
アマダグループは、2022年11月に「SBT(科学と整合する温暖化ガス削減目標)」の認証を取得し、CO₂排出量削減目標を設定しました。SBT認証の取得は、企業が個別に設定した温暖化ガスの削減目標が、「世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指す」という国際的な目標に貢献するとみなされます。アマダグループのSBT目標(Scope1+2)は、1.5℃以下に抑えるシナリオの要求を満たしています。
「2030年度までに全事業所・工場(Scope1+2)のCO₂排出量を2019年度比で46.2%削減」および「2030年度までにScope1+2以外の間接活動(Scope3カテゴリー1およびカテゴリー11)のCO₂排出量を27.5%削減」というグループ目標を設定し、達成に向けて取り組みを進めています。
経済産業省「GXリーグ」に参画
アマダは、経済産業省「GXリーグ」に2024年度より参画しています。「GXリーグ」とは、2050年カーボンニュートラル実現と社会変革を見据えて、GXヘの挑戦を行い、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業群が官・学と共に協働する場です。
グリーン調達
アマダグループでは、環境負荷の少ない資材を調達する「グリーン調達」を環境保全活動の重要な取り組みとして位置付けています。
グリーン調達のために「アマダグループ グリーン調達ガイドライン」を制定し、環境負荷のより小さい商品をお客さまへ提供するために、サプライヤー様を含めた環境管理を進めています。サプライヤー様に対しアマダグループの要求事項に対する実施状況を確認する方法として「グリーン調達」取引先・調達品調査票への回答を依頼し、この結果を通じてサプライヤー様を評価いたします。評価結果によっては、管理体制の改善要請や監査を実施します。こうした取り組みを通じて環境面のリスク管理と、サプライヤー先における適正な化学物質管理の推進も支援しています。
アマダグループグリーン調達ガイドライン
アマダグループ グリーン調達ガイドライン | 日本語版 |
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アマダグループ 規制化学物質一覧 | 日本語版 |
『グリーン調達』取引先・調達品調査票 | 日本語版 |