社長メッセージ

写真:代表取締役社長執行役員 山梨 貴昭写真

長期ビジョン2030と中期経営計画2025の達成に向けて取り組みを着実に推進していきます。

アマダグループは、1946年の創業以来、「創造」と「挑戦」を繰り返し、金属加工にかかわるお客さまとともに発展してきました。
私たちは、世界のモノづくりを支える金属加工機械のグローバルメーカーとして、単に商品やサービスを提供するのではなく、「ソリューション」を届けることを大切にしています。ソリューションとは、グローバルにおける労働力不足に伴う自動化、環境やエネルギーといった社会課題の解決に向けた新たな提案です。これらが盛り込まれた商品群が当社グループを成長させる原動力となります。その原動力を強くしていくことが、技術畑を歩み、海外の現地法人で世界を見てきた私に課せられた課題であると考えています。

私たちは2022年度から2030年度までの9カ年目標「長期ビジョン2030」として、売上収益5,000億円、ROE10%という経営目標を設定しています。また、2023年度から2025年度までの3カ年の「中期経営計画2025」を策定し、重要経営指標として売上収益4,000億円、営業利益640億円(営業利益率16%)、ROE8%以上を掲げています。戦略方針として、自動化・省人化に対応した新商品の拡販によるシェア拡大やお客さまのニーズに即したアフターサービス事業の展開による利益率の向上等に取り組むことに加え、長期成長を見据え、これまで培ったレーザ技術を応用することによりe-Mobility・医療・半導体等新たなビジネス領域の拡大を目指します。

あわせて、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する非財務目標にも重点的に取り組むことで、さらなる企業価値の向上を図っていきます。
成長投資と両輪で株主還元も積極的に行います。中期経営計画2025の3年間を通して、配当は配当性向50%を目安に株主資本配当率(DOE)3%~4%程度の範囲内で配当額を決定し、自己株式の取得に関しましては、400億円~600億円の枠を想定したうえで、継続的かつ段階的に実施してまいります。
皆さまのより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長執行役員
山梨 貴昭