暮らしの中のアマダグループ
アマダグループのマシンを使って作られたものが、あなたの暮らす家や街の中など、さまざまなシーンで暮らしを支えています。
金属部品ができるまで
金属の材料は、部品となって最終製品に組み込まれるまでに、切る・曲げる・溶接する・成型するといったさまざまな加工が施されています。アマダグループでは、こうした金属加工を行うメーカーに向けて、加工を行うマシンやソフトウエアの開発、24時間対応のサービスを提供しています。
❶ オフィスで
オフィスにあるロッカーやキャビネット、椅子といった家具から、パソコンや複合機といった電子機器まで、用途に合わせたさまざまな形状の金属部品が使われています。
❶エレベーター
人を乗せる「かご」の壁や扉、制御盤、動力の部分など、ほとんどが板金やプレスで加工されています。使われる建物により仕様が異なり、変種変量生産への対応が求められます。
❷オフィス複合機
内部の金属部品のほとんどが板金加工されています。紙が途中で引っかからないように、部材の金属を切断したり穴をあけたときに発生するバリを除去する技術が不可欠です。
❸パソコン
内部には金属部品がたくさん入っており、これらのほとんどが板金とプレスにより加工されています。製品の小型化・軽量化とともに、部品加工も高精度化が必要になってきています。
❹スチール家具
ロッカーやキャビネット、机などのほとんどが板金加工されています。スチール家具を組み立てるためには、引き出し・壁などがすき間やゆがみのない正確な加工が必要です。
❷ 駅で
駅では、電車の内装・外装のほか、ホームドアや自動改札、券売機など、さまざまな箇所で金属部品が使用されており、人々の日々の移動を支えるために、高い耐久性が求められています。
❶電車
軽量化と同時に耐久性が求められるため、アルミもしくはステンレスでつくられています。車両、ドア、運転台の計器パネルやスイッチ類など、金属部品のほとんどは板金加工もしくはプレス加工されています。
❷ホームドア
ホームからの転落事故や電車との接触事故を防ぐ安全対策として、近年ホームドアの普及が進んでいます。外装や内部の骨組み、動力となるモーター部品等、板金・プレス・切削・工作機械それぞれの加工が行われています。
❸自動改札
人が通過する際に開閉する扉部分は樹脂製ですが、本体は内部にIC カードを読み取る精密機器が装備されているため、丈夫な金属でつくられています。金属の板を滑らかな曲線に切り出したり、曲げたりするなど板金加工が施されています。
❹券売機
外装・部品ともに、各電鉄会社によって仕様が異なるため、板金加工による生産が適しています。乗車券や紙幣、貨幣の通り道となる部品には、高速かつ正確に動かすために、高度な精密板金技術と滑らかに仕上げるバリ取り加工が必須です。
❸ コンビニで
コンビニで見かける冷凍ショーケースやATM、業務用の電子レンジといった生活に密着した機器にも、加工が施された金属部品が多数使われています。
❶冷蔵ショーケース
冷蔵ショーケースは、清潔さを保つためステンレスでつくられているものがほとんどです。フレームや棚板は薄くて長いステンレスの板を板金加工マシンで曲げてつくられています。
❷ATM
ATM は、防犯上堅牢にできており、外装は板金加工で作られた部品が使用されています。ATM は代表的な板金製品の1つです。
❸ゴミ箱
清潔さと美しさ、丈夫さを兼ね備えたステンレス製のゴミ箱が増えています。主に板金加工により製造されています。
❹業務用レンジ
業務用の電子レンジは、板金加工が施された頑丈な外装カバーで覆われています。内部にも精密に板金加工された部品が多数使われています。
❹ 家庭で
エアコンやテレビ、携帯電話や冷蔵庫など人々の暮らしの中にあるさまざまな製品に金属部品は使われています。アマダの加工技術は、安全・安心や利便性の向上に貢献しています。
❶エアコン
本体内部の金属部品、室外機の外装やファンは、板金加工もしくはプレス加工されています。室外機は風雨にさらされても腐食しにくいよう耐久性が求められるため、主にアルミと銅でつくられています。
❷DVDデッキ
DVD デッキの中には精密な録画機器が内蔵されており、丈夫な金属製のケースで守られています。内部の熱を逃がすための細かい穴は板金加工でつくられています。
❸食器
金属製のタンブラー、ステンレス製のスプーンやフォークなど普段私たちが使っている金属製の食器のほとんどがプレス加工されています。
❹携帯電話
本体内部の金属部品は板金加工もしくはプレス加工されています。薄く小さな部品を高精度かつ強度を保ちながら加工するためには、マシンの性能はさることながら、高度な加工技術が必要です。
❺ 病院で
MRIやCT装置、医療用ステントなど、先端医療を支える機器にも金属部品が使われています。先進的なモノづくりにはアマダグループの高精度・高品質な金属加工技術が欠かせません。
❶MRI・CT装置
MRI やCT 装置などの本体を支える躯体や筐体部分には薄板から厚板までさまざまな板金加工が施されています。
❷手術用照明
電球を保持する部分、自在に動くアーム部分などに軽くて丈夫な板金加工部品が使われています。
❸ステント
血流を確保するステント※は腐食に強く強度が適しているステンレスでつくられており、微細レーザ切断で加工されています。
❹点滴スタンド
骨組みのパイプ部分には切断、穴あけ等の加工が施されています。