JMC 経営後継者育成講座
修了生の広場
第144期 修了生 感想(順不同・敬称略) |
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広島県 ファクシス株式会社 石丸 諒
22日間のJMCで非常に多くのことを学びました。経営者として必要な知識である経営戦略やマネジメントの知識はもちろん、その意思決定に必要な財務や労務の知識についても専門の講師の方から講義をしていただきました。また自己診断プログラム「LIFO」を使用した自己分析やプレゼンテーション、テーブルマナー、ゴルフ、茶道についても学ぶ機会を設けていただき、幅広く新鮮な経験ができました。
22日間の中で受け身のみの講義はほぼなく、自分で考えて行動して学びを得る機会がとても多かったと思います。講師の方との対話形式での講義や、企業様への工場見学や社長様との意見交換、マネジメントゲームやプレゼンテーションなど自分から動いて気づき、学びを得る機会がとても多かったです。
私は自社に入社して6か月足らずというタイミングでのJMC受講でしたが、個人的にはベストなタイミングであったと感じています。半年間現場での業務を経て、自社のものづくりを自身の身体で学び、いざ経営の仕事に少しずつ携わっていくというタイミングでした。JMCを受講していく中で、これから自身が身に着けていくべき力や知識が何であるかを明確にすることができました。自社に帰って早速実行したいこと、実行しなければならないことが沸き上がるように気づくことができました。
このJMCを通して多くの講師や社長の方々から教えていただく中で、会社のチーム力の増強、迷うより先に行動する大切さ、社内外の情報分析の重要さについて耳にすることが多く、また身をもって気づかせていただく機会がたくさんありました。これらがこれから経営者になる者として求められていくのであると実感しています。
最後になりましたが、22日間我々受講生をお世話していただいた事務局の柴崎さん、伊藤さん、FORUMのスタッフの方々をはじめ、講師の方々、企業の方々、社長の皆様に感謝いたします。22日間ありがとうございました。修了した後も伝説の144期と呼び続けられるよう、精進してまいります。
京都府 伊東板金工業株式会社 伊東 嵩
恐らく過去の多くの受講生と同様、私も最初は後ろ向きな、気持ちでJMCに来ましたが、終わってみればあっという間の22日間でした。
前期では座学を中心に経営者としての心構えや財務分析といった基礎的な事を中心に学び、様々な知識を教えていただき感心するとともに、自分の至らない点について具体的に認識することができました。前期の講義のおかげで、自分が会社に戻った時にどういう事をやっていけば良いのか、今までモヤモヤしていたものが頭の中でより具現化できたと思います。
後期は前期で学んだことを念頭に工場見学や経営戦略マネージメントゲーム、プレゼン発表をするといったより能動的な受講内容でした。大変でしたが面白かった経営戦略マネージメントゲーム、久々に緊張したプレゼン発表といろいろ思い出深い講座が多かったですが、一番印象的な講座はJMCのOBとのTalk Togetherでした。実際に経営者として行われている施策も興味深かったですが、後継者や経営者として認められるためにやった事や当時の悩みといった今の私が共感を持てる内容を聞くことができ、とても参考になりました。
私はもしJMCに来ていなかったら「違う方向」に進んでいたと思います。経験豊かな講師の皆様、JMCのOBや工場を見学させてくれた経営者の皆様、アマダスクールをはじめとするアマダ関係者の皆様のお話を聞き、JMCに来る前の私の行動や考えが間違っていたと感じる事が多々ありました。それに気付けただけでもJMCに来た価値は大いにあったと思います。
最後になりましたが、144期の同期のみんなや柴崎さん、伊藤さん、そしてアマダスクール関係者や講師陣をはじめとするJMC期間中にお会いしたたくさんの方たち、どうもありがとうございました。
JMCで得た繋がりをこれからも大切にしていきたいと思います。
岩手県 株式会社ナカムラ 中村 将太
今回、JMCの22日間の研修に行かせてもらって、まずはこんなに長い期間、学びの場を与えてくれた社長、会社の仲間、そして家族に本当に感謝しています。22日間も仕事を離れて勉強させてもらえたのは、周りのおかげだと改めて感じました
研修中にたくさんお世話になった柴崎さん、伊藤さんにも本当に感謝しています。何もわからないなか、やさしく色々とサポートしていただき非常に助かりました
一緒に研修を受けた144期の仲間とも、すごくいい関係が築けたと思います。最初は知らない人同士でしたが、共通の悩みや、酒を飲み、いろんなことを話しとても良い関係になったと思います。これからもつながって、相談や、情報交換できる中でありたいと思います。本当に大きな仲間ができたと感じました。
研修の前期、後期を通して、経営について学びましたが、最初は本当に何もわからず不安でした。でも、講師の方々が自分たちの経験も交えて、すごくわかりやすく教えてくれたのでわかるようになってきました。講師の皆さんに、すごく励まされ、経営に対する勇気をもらった感じです。すごく前向きになれた気がします。
マネジメントゲームではゲームを通じて実際の経営とはこんな感じだというのがリアルに体験できて、非常に楽しく学べました。誰にも理解されない経営戦略ではありましたが結果的に2位だったので満足です。
最後のプレゼンテーションは人生で初めての挑戦で、何年かぶりにあんなに緊張したかわかりません。しかし、144期のサポート、柴崎さん、伊藤さんの支えもありなんとかやりきることができ、真面目にホッとしました。自分でもやれば出来るという気づきと、営業できそうだねと言われた言葉にどれだけ自信がついたかわかりません。
この22日間で学んだことを、これからしっかり会社に持ち帰って、実践していきたいと思います。そして、もっと良い会社にしていけるよう頑張りたいと素直に思います。
本当に、今回支えてくださった皆さん、ありがとうございました。
そしてまた会おう。
滋賀県 日本プレート精工株式会社 堀井 大輝
後期は工場見学が多く、参考になるプログラムが多かった。
一方で、受講後レポートを書く時間があまり無かったのが難しかった。
産総研は以前にも行ったことがあったが、自分が見たことがない実験分野であったため、とても参考になった。ただ、会社案内を渡すアナウンスやタイミングが無かったのが残念だった。
ファナックへの工場見学は、自動化を徹底した設備が素晴らしく、とても参考になった。
雪のせいで実際のゴルフ場でゴルフが出来なかったのは残念だった。
富士宮工場でも、効率的な仕組みがあり、参考になった。
一方で、個人が次に行う業務を常に確認する環境が無いなど、まだまだ効率化できそうな部分も見受けられた。
戦略マネジメントゲームでは、BSの見方をより直感的に理解することができ、良かった。
一方で、各プレイヤーの合計ターン数が異なるなど、ゲームバランスに問題がある箇所が多かったのは残念だった。
AGICについては悪くなかったが、展示会なら別の機会でも見られそうだと思った。
Talk-Togetherについては、実際の経営に基づいた内容が多く、参考になった。
一方で失敗談が中心だったため、具体的にどうすればよいかという部分があまり分からなかったのは残念だった。
例えば「幹部の教育は妥協せずに行わなければならない」ということは分かっても、「ではどうすれば幹部の教育をきちんと行うことができるか」という部分が分からずじまいになってしまった。
「中小企業の戦略的方向性」では、時代の流れを掴んだ先進的で論理的な内容が多く、とても参考になった。自分が既に知っている情報もあったが、その点についても現代的な視点で再認識することができ、考えの整理に繋がった。
「戦略型経営の基本」は、説明の多くが既知の内容や、既に意識して取り組んでいること、あるいは時代錯誤な内容であったため、新たな学びが少なかった。
講義用PCの重量が重すぎて持ち運びが大変である。もっと軽量のPCにしてほしい。
プレゼン発表では、自分が普段から思っていることを改めて資料に上手くまとめることができ、とても良かった。
また、他社の状況も知ることができたのも良かった。
前期よりも野菜が多めの食事が増えていて良かった。
詳細な講義内容やスケジュールが申込前に分からないため、本業との連携が取りづらく、申込がしにくかった。