JMC 経営後継者育成講座

修了生の広場

第133期 修了生 感想 (順不同・敬称略)


修了生感想文は、タブをクリックして閲覧できます。

主なカリキュラムを見る(PDF) スケジュールを確認する(PDF) 最寄りの営業所へお問い合わせ

▲JMC トップへ

» 修了生の広場 > 最新の修了生感想文 > 1期後 > 第133期 修了生感想文 > 1期前 

石川県 絹川工業株式会社 泉 昇志


 多くの気づきをいただいた22日間でした。

 私は、15年間勤めていた装置メーカーを辞め、義父の会社に入社しました。入社して間もなく、JMCに参加させていただきました。そのため、板金加工はもちろん、自社についても十分に理解しているとは言えず、また、自分が会社を良くしていくためにできることを模索している状態でJMCに参加しました。

 開講時は、とても困惑しておりました。そのような中で、様々な先生の講義やJMC同期と会話しておりました。同期と過ごす時間の中で、徐々に気持ちの整理がつき、多くの気づきをいただきました。そのお陰で、私が理解できていなかったことや意識できていなかったことを認識することができました。自分の現状について整理が進み、取り組むべき課題が見えてきました。

 JMCの全日程が修了し、スタート地点に立ったところだと思っています。これから取り組むべき課題はたくさんあります。その時々で、今回の研修を思い出し、課題解決していきたいと思います。自分と向き合い、5年後、10年後の私自身や会社のビジョンについて考えたいと思います。

 今回、ご縁があって、JMC133期メンバーとお会いすることができました。多くの時間を一緒に過ごし、たくさんの話をできたことをとてもうれしく思っています。皆さんと過ごした時間が自分にとって忘れられない時間になりました。本当にありがとうございました。また、お互いに成長してお会いできる日を楽しみにしています。

 最後に、JMC講師の方々、JMC OBの方々、アマダグループ関係者の皆様、たいへんお世話になりました。また、社長を始め社員の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

東京都 株式会社ユニアス 枝松 晃貴


 今回第133期としてJMCに参加するにあたって、感じていたのは次期経営者候補として知識も経験も浅い私が他の受講生の方にどこまでくらいついていけるのか、ということでした。同じような境遇とはいえ、年齢も経験も異なる方々とどれだけ深く掘り下げた議論や意見交換することができるのか等、不安要素が多くありました。

 修了した今、振り返ってみればそんな不安は前期の初日から消えていたのかもしれません。優しく接してくれる先輩方に囲まれ、会社のことやプライベートのこと、毎日話は尽きず、どんどん新しい情報が飛び交うのがとても新鮮でした。133期は年齢や経歴、価値観も三者三様でしたが、皆「会社を良くしたい」という思いで集まっているので、仲良くなるのはあっという間でしたし、それがある意味良い具合にバランスがとれていたのかもしれません。本当にいい仲間に恵まれたなと思いました。

 カリキュラム面では、財務・労務管理・戦略論等の経営的な講義から座禅やテーブルマナーといった直接経営と関わりのない講義に至るまで幅広い分野に触れましたが、理論と実務のすり合わせが出来たことや、知らない世界の一端を見ることは非常に興味深く、今後の糧になるものばかりでした。同時に、これまで自分の視野の狭さ、未熟さを改めて感じるところでもありました。その両面で非常に有意義な22日間だったと感じます。

 この短い期間ではやり残したことも多々ありましたが、ここから先は自社に戻って今回得たことをどのように現場で生かすか、そして如何にして発展させていくかにかかっていると思うので、その意味でようやくスタートラインに立てたのかな、というのが率直なところです。今回のJMCを機に出来た繋がりをこれからも大事にして、行き詰まった時にはここの原点に立ち返って自己を見つめ直したいと思います。

 最後に、伊藤さんをはじめアマダスクール事務局の方々や講師の方々、寮のスタッフの方々、貴重な時間を割いてまでJMCに参加させてくださった社長をはじめ社員の皆様に、貴重な経験をさせていただいたこと、心から感謝致します。

滋賀県 株式会社栗東鉄工 榎本 宏之


 今回のJMC133期の講座を終えて、結論から言うと、皆さんとの出会いに感謝しかありません。至らない私に対しては、丁寧にたくさんの知識を教えてくださった各先生方に感謝。毎日笑顔で迎えて頂き、おいしい食事をたくさん作ってくださった食堂の方々に感謝。
私たちの出す日々のごみ等の処理や、施設内の掃除等をしてくださった大磯寮のスタッフの方々に感謝。そして、22日間もの間、共に過ごした6人の同期の仲間たちに感謝。

 率直に言うと、45歳である私は、講座の始めの内は、とても22日間やり切れる自信がありませんでした。
理由は、私を含め、21、25、29、30、39、45、47歳という年齢の開きがある同期たちと、仲良く過ごせるのかと言う不安がどこかにありました。しかし、ふたを開けてみると、こんなにも仲良くなれるのか?ってなくらい皆さんと打ち解ける事が出来たことに、自分自身驚きました。それは、きっと同期の皆さん全員が、愛に溢れた素晴らしい心を持っておられたからだと思います。私に対して講座で分からない所があった時に、いやな顔一つせずに詳しく教えて下さったり、講座が終わり、各自の部屋に戻った後でも、「分からない事があれば、いつでも言ってくださいね。手伝いますよ。」と声をかけて下さった年下の同期たちの心遣いが、とても嬉しかったです。

 そして、毎日の談話室でのみんなとのおしゃべりは、本当にたのしかったです。
人生の先輩同期の方の話は、とても参考になりました。自分の今までの人生経験を、面白おかしく話してくれた事は、夜のもう一つの講座となっていました。
たわいもない話をしたり、時には仲間の悩みなどを、みんなで真剣に話し合ったり、みんなで過ごした時間が、私の人生の中のかけがえのない経験になったことに間違いありません。
そんな日々を過ごしている内に、いつの間にか帰ることを名残惜しく感じている自分に変化していきました。

 最後に、今回133期の私たちを、後ろから温かい目でずっと見守ってくださった、アマダスクールのスタッフ方々に感謝いたします。
皆様、本当にありがとうございました。

京都府 日鋼工業株式会社 梶 昂介


 20日間のJMC研修は、「経営」というものを私にとってより身近で現実的なものにしてくれました。大学を卒業してから8年間務めた仕事を辞め、現在の会社に入社した時、正直なところ不安しかありませんでした。しかし、JMC研修を通して、それは私が「経営」というものを知らなかったからに過ぎないということに気付きました。決算書の見方のような基本的なことや、経営マネジメントや戦略についても、これまでは漠然としたイメージのみで考えていましたが、様々な講座の中でそれらの本質に触れ、これまでより深く捉え考える時間が多くあり、自社にとっての今の経営はどのようなものであり、どう発展させていくべきなのか、ということが見えてくるようになりました。

 私の場合、様々な講義を受ける中で、まずは自社を深く知ることが大切だと感じました。この先経験するだろう意思決定の場に立たされた時、間違った針路へと舵を切らないように、冷静に状況を見渡し的確な判断をする為には、自社の置かれている状況、その時の市況を読み切る「目」が必要になります。その目を養っていくには、仕事に忙殺される日常の中でも、周囲で起こる事象の一つ一つを蔑ろにせず考え、自分の答えを持つことが大切なのだと思うようになりました。

 研修期間中、ともに過ごした仲間もまた、私にとって大きな財産になりました。「経営者は孤独である」という言葉をよく聞きますが、私は「次期経営者候補」という立場もまた孤独なものだと思います。自社へ入社した時、従業員の思いや目が気になり、私にとってプレッシャーでしたが、身内以外には理解を得られないのではないかと話題にすらしようとしませんでした。しかしJMC研修で出会った仲間は、皆同じ境遇に立っているということが分かってから、普段これまでの友人とはしないような会話をするようになり、自分の知見が堰を切ったように広がっていく感覚を持つことができました。私より一回り年下の仲間、また一回り年上の仲間に囲まれたことも恵まれていました。人生の後輩からは沢山刺激を受けることができたし、先輩からは特に物の考え方について多くを学ばせて頂くことができました。これからまた各々自社に帰り、研修で積んだ経験を活かして活躍されることと思いますが、またこの先も交流をもって、刺激を与え合える存在として大切にしていきたいと思います。

『智』・『信』・『勇』・『厳』・『仁』


静岡県 株式会社酒井製作所 酒井 悠太郎


 アマダスクールの伊藤さんをはじめ講師の皆様、同期の泉さん、枝松君、榎本さん、梶君、福山さん、山田君22日間ありがとうございました。刺激や楽しさのある皆さんと学ぶ事が出来てとても嬉しかったです。

 参加する前に今まで参加された諸先輩方の感想文を読んだりしていたので、どのような人たちが参加するのか楽しみと不安を持って参加しましたが、話しやすくいい人ばかりで不安もすぐに消え、色々な話を出来てとても充実した日々でした。

 GMC (板金総合6ヶ月コース) に7年前に参加していたので寮生活などには不安はありませんでしたが、12日間連続の勉強がこんなにつらいとは思いませんでした。前期の4日目位に「このままやっていけるのか」 「早く終わって欲しい」 と思っていましたが、前半の半分を過ぎたころからあっという間に前半が終わり後期に関してはすぐ終わってしまいました。それだけ気付きや学びが多く、自分の意識も変わる程の充実した日々が過ごせたのだと思います。そのような場を提供して頂けた皆様に改めて感謝をお伝えします。正直に言うと終わってしまった寂しさを感じています。

 講義に関しては今後のためになる色々な話を聞けました。「経営者の仕事」・「財務分析」・「労務管理」・「戦略的方向性」・「自社のプレゼン」など、4か月後に代表を交代するこのタイミングで学ぶ事が出来て良かった内容でした。自分に足りない事、自社に足りない事や今後考えないといけない事などを気付き、考えるきっかけを頂けたと思います。自社に戻り社長をはじめ社員の皆と「今より良い会社」を目指していきたいと思います。

 研修期間は終わってしまいますが、この出会いに感謝し、これで終わりではなく色々な悩みや考えを相談しあえる仲間として今後も一緒に成長していけたらと思っています。

 アマダスクールの講師皆様や133期の皆様22日間お世話になりました。
今後ともよろしくお願い致します。

富山県 株式会社ヤマシタ 福山 雅典


 事業を承継するため前職を退職し、家業へ入ったのは今年の4月。幼い頃から家業の工場は横目で見ていたものの、大学入学依頼実家を離れてすでに30年が経っており、板金業のなんたるやをいろはから覚えるような状況で、突然の中小企業の経営に毎日戸惑うことばかりである。このような状況の中で、使命を共にする者が集うJMCへ参加できたことはグッドタイミングだった。板金といえども事業内容は多種多様であり、JMCへの参加目的もそれぞれ異なるものの、年齢や人生経験が全く異なる人たちの価値観に触れることで、これまでのサラリーマン目線を経営者への目線へ切り替えていくよいきっかけとなった。

 すでに50を目の前にしたおじさんが受講するには、体力的にもジェネレーション的にも辛いものはあったが、同期、OB、経営の先輩、経験豊富な講師の先生方、そしてJMCの関係者の方々など、今回得た多くの出会いは今後の経営者人生の中で掛替えのない貴重な財産になったことは間違いない。「“伝説のJMC133期”にしよう!」と宣言してくれた仲間。そしてそれを支えてくれたJMCの伊藤さん。伝説を残せたかどうかわかりませんが、素晴らしい同期に恵まれて、最後までモチベーション高く過ごすことができました。このような機会を与えたくれた全ての皆様に心より感謝申しあげます。ありがとうございました。

香川県 株式会社ヤマダ工芸 山田 大貴


 JMCを終えて私はまず思うことはここに来る前とは考え方が根本的に変わったなと思います。

 私がJMCに来たきっかけは父であり、「行ってこい」と言われた時、正直行きたくなかったです。どんな人たちが来るかも知れないし、人見知りな所があったので不安しかありませんでした。いざ来てみるとやはり自分が最年少で全員年上の人たち。22日間も一緒にいるのめんどくさいし、楽しくないだろうなと思いました。初日から皆さんお酒を呑む人が多くそこで一気に距離が近くなりました。そして毎日過ごしていくうちにみんな私からすると最高の兄貴のような存在になりました。

 そこからはいろんな講師の方々の下で毎日学ばせていただいている内に、今までの自分の考え方と今の自分の考え方が変化していきました。経営者の考え方、立ち振る舞い、リーダーシップ、本当にたくさんのことを学びました。

 ここにきて一番良かったと思うことはどんな講座よりも人との出会いでした。感想文をかきながら出会った人たちのことを思うと地元に帰りたくないと思ってしまいます。

 最後にJMCで私たちの面倒を見てくださった伊藤さん、AMADAの関係者の皆様、講師の先生方、JMC OBの吉見社長、平出専務、そして22日間ともに過ごした133期のみなさん。私の人生の中で一番濃い22日間になりました。

 本当にお世話になりました。
またこれからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします!!!