JMC 経営後継者育成講座

修了生の広場

第127期 修了生 感想 (順不同・敬称略)


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長野県 大石 裕太


 JMCに来る前と、研修を終えた後と比べて自分自身が成長しているかと言われたら正直成長していないと思います。しかし、成長の契機、成長する方法は頭に入らないくらい教わりました。おそらく、JMCの本質はそこにあるのだろうと思います。
ただ22日間を過ごせば人が変わると思い込んでJMCに臨んでいたら何も得るものがなかったと思います。「一つでも多く得るものがあるように」と積極的に毎日を過ごすことの重要さを知りました。

 一つでも多く得るものがあるように、私はまず人の話を黙ってよく聞くことから実践しました。この人が何を考えた上で言葉を発しているのかをよく考え、自分の中で一度吸収してから発言するようにしました。そうすることで相手の気持ちを考えた上での発言ができるし、会話の流れを止めないタイミングで発言でき、さらに深い会話をすることが出来ました。そして、次にとにかくメモを取ることを意識しました。そのときに感動した言葉も少し時間が経てば忘れてしまうことがよくあるので、気になった言葉はすぐにメモするようにしました。メモが取れないような何気ない会話も、自分の部屋に戻ったら思い出してメモするようにもしました。しかし、メモを取るだけでは結局忘れてしまうので、メモを読み返すことが大切だと思いました。一日を振り返ることも出来るし、自分が一日でこれだけのことを学んだと理解することが出来ました。
これだけのことを毎日実践しているだけで、一日一日でこんなに学ぶべきことがあるのだと気づくことが出来ました。正直なところ自分の頭では入りきらない部分がありましたが、毎日いろんなことに気づかずに過ごしていた日々をもったいないなと感じました。まだ20代前半で時間があると思っていたけど、学ぶことは山ほどあるので一日も無駄に出来ないなと思いました。

   これから積極的に行っていきたいことは、活字に触れることです。JMCのOB伊藤社長が「本を読むことは社長になる上で最低限のこと」とおっしゃっていたのが非常に記憶に残りました。私は本をあまり読んできませんでした。本を一冊読むにも一日では読み終えることが出来ないほど本を読むのが遅く、そのことから本を読むことが億劫になっていました。しかし、伊藤社長が「本を早く読む必要はない。読む習慣をつけるだけで変わる」とおっしゃってくれて本を読んでみようと思えました。さらに小林社長からは「そもそも本を読み終えても全体の1%くらいしか頭に残らない、本を読むというのはそういうものだと思って気にせずどんどん読み進めたらいい」といっていただき、本を読むことへのハードルがぐっと下がった気がしました。早くたくさんの本に触れてみたいと思えました。

 JMCで教わったことは厳しいこともありました。経営は常に成長しないと維持することが出来ず、それは会社の死を意味すると教わりました。会社の死とはすなわち、自分自身だけではなく自分の家族、さらには従業員、従業員の家族までもが巻き込まれることであると、社長の責任の重さ、大変さを知りました。死なないことと死なないと思える期間を延ばし続けることが重要であり、常に絶対的安心というものはないのだと感じました。
しかし、その分会社を変えられるのは自分しかいなく、結果は別として会社を好きに変えられるというのは経営をする上での特権だと思いました。会社が生きるのも死ぬのもすべて自分次第というのは恐怖でもあり、楽しみでもあると感じました。
その上で世界中のあらゆる知識、感覚を吸収し身につけ会社をより良く正しい道に導ける指導者でなければならないのだと思いました。

 これから経営者になる上でしておかなければいけないことはまず、自社を知ることだと思いました。JMCのメンバーの中で私が一番自社のことを理解していないのだと痛感しました。ただでさえも社長の娘婿で、いわば会社に飛び入り参加状態ですので、会社を見たのも数えるくらいで、稼動しているところなんて一度も見たことがありませんでした。プレゼン資料を作るうえで、社長に逐一電話をかけていろいろ調べましたが限界がありました。4月から入社なので自社を知ることは急ピッチで進めたいと思いました。さらには、自社のパンフレット等の広告が無いので、沿革等の会社の歴史がまとめられていないことに気づいたので昔から勤めていてくれている社員の方から会社のことを伺って自社の歴史を自分の中だけでも蓄積させておきたいなと思いました。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」のまず己を知り尽くしたいです。

 私にまず必要なのは、毎日のことに気づき、自社のことに気づきと、とにかく今は狭い範囲での気づきだと思います。それができるようになったら周りの人に気づき、他社に気づき、さらにそれができるようになれば世界に気づくことができているかも知れません。
学ぶことが多すぎて時間がないけど、とにかくこつこつ一つずつ自分の力にしていきたいです。まずはJMCで教わった成長のきっかけ、方法をどんどん試していきたいと思いました。

栃木県 高田 祐羽


 会社に帰ったらまずやらなければいけないことは社長と話すことだと思いました。自分はまだまだ自社のことでも知らないことばかりです。まずは会社がどんなところなのか?今、会社にとって何が必要なのか?会社の強み、弱み。そして、社長はどんな想いで経営をしてきているのか?それらを社長からじっくりと聴きたいです。話を聴いた上で自分がこのJMCで学んだことを材料に社長と話し合いたいと思います。講義で学んだ「経営者の仕事とは?」、「後継者としてしなければならないことは?」などの経営者、後継者にとって必要な知識、考え方や感じ方などを自分の言葉で話して聴いてもらいたいと思います。また今まで経営をしてきている社長はそれらを聴いてどう感じ、どう考えるのか?まずはこの事から始めたいと思います。それから、会社が自分に求めることは何か?社長が自分に求めることは何なのか?自分が会社に対してできることは何か?自分が社長に対して役立てることは何か?を考えたいと思います。

 このように真剣に考えたり、感じたりすることの重要性を教えてくれたのは様々な講義をしていただいた講師の方々、お忙しい中、企業見学にご協力いただいた企業の方々、経営者の生の声をお聞かせ下さったOBの方々、そして22日間の講義や生活を通して様々な刺激を与えてくれたJMC127期の同期生の皆さんのおかげです。皆さんとの出会いが今までの自分の中には無かった新しい感覚を創ってくれました。自分はこの出会いがJMCで学んだことの中で1番の宝物だと感じました。そして皆さんに創っていただいたこの感覚を将来役立たせることが出来る様に磨き上げていきたいと思います。

 最後に理事長をはじめアマダスクールの皆様、講師の皆様、OBの皆様、127期の同期生の皆様、とても勉強になりました。本当にありがとうございました。そして、22日間の生活を支えて下さった伊藤さん、大磯寮の皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 ここでの経験を元に後継者として、そして後の経営者として大きく羽ばたけるよう邁進していきたいと思います。

大阪府 田嶋 伸也


 とてもいい経験ができて楽しく、そして勉強になりました。JMC後期が始まったのが10日前で一日一日がとてもはやく10日過ぎるのが本当にあっというまでした。

 後期が始まって一日目から同期メンバーと集まって飲みに行き楽しく騒ぐことができました。こういうJMCという機会がないと会えないメンバーと一緒に何かをするというのは社会人もしくは仕事をしているとなかなかできない体験だと思いますので、本当にいい経験ができました。

 自己分析・なりたい自分を見つめなおすという授業が最初にあり、同期の方たちと一緒になってお互いの良い所と悪いところを言い合うという部分で、駄目なところを言われ続けて、なかなかきつかったです。仕事などをしていると他人に良いところ・悪いところを言ってもらうなどめったにない経験で、今後は悪いところは直し、いいところは伸ばしていこうと思います。

 経営戦略マネジメントゲームでは結果を言うと最下位でした。マネジメントゲームで自分が行ったことを本当にやると会社がつぶれると思い、ゲームとはいえ本気で落ち込みましたし、悔しかったです。もう一度やったら圧倒的一位になりたいです。その前に計算を間違えないようにしないといけないなと思いました。勉強します。

 アマダの工場見学と展示会では工業機械を実際に目で見て、その場で質疑応答があり、勉強なりました。機械の用途、以前までの機械との違い。メリット、デメリット。これらはやはり自分の会社で聞くよりも幅広く教えていただけるので勉強になりました。

 JMCのOBで現社長の方がいらした時は、会社経営を行っていく上で、どれだけの苦労や良かった事があったのか、さらにたわいのない話まで実体験のいろいろな話を聞くことができました。そのお陰でメモをつける癖やいろいろなものに挑戦しようというやる気が出てきて、実際に始めています。この癖を続けられるようにがんばります。

 経営戦略、経営の基本など新しいノートが足りない思うほどの情報量で、とても焦りました。JMCの資料は捨てずに大事に残して困ったときに読み返したいなと思いました。

 自社PRのプレゼンは結果うまくいったと先生に評価をもらいましたが、自分では正直焦り過ぎたと思いました。プレゼンをやったことがなかったため、同期の馬場さん・野尻さん・塚田さん・高田さん・大石さんにいろいろなアドバイスをいただきプレゼンの形になり、リハーサル質問の内容を本番では答えられるように会社の社長に直接電話して話すなど、普段ではしないこともやるようになりました。

 最後の食事会では末岡理事長と守谷常務理事の貴重な体験や自分にアドバイスをしていただきとても勉強になり、翠渓荘の景色と食事がきれいで美味しくて最高でした。これから先でもう一度行きたいところのナンバーワンになりました。

 JMCの体験はこれから先にも活かせることだとおもうので、この自信を胸に、反省を活かし、がんばっていきます。最後の授業と修了式、後数時間で終わってしまいますが楽しんでいきたいです。

 最後に前期後期あわせていつも僕らを見守ってくれていた伊藤さんへ
前後期あわせてこれまでの22日間本当にお世話になりました。自分はまだまだ足りない部分があり落ち込んでいた時、失敗していた時、気にしすぎだよと言って励ましていただいた時、本当にうれしかったです。夜いっしょに飲んだときもアドバイスや楽しい話をしたことは一生の思い出です。本当にありがとうございました。
自分が社長になったときは大阪で美味しいものを一緒に食べましょう!
ですから余計なお世話かもしれませんがお体に気をつけて、飲みすぎには注意して、長生きしてください。
JMCでの経験は忘れません。
本当にありがとうございました。

長野県 塚田 宗太


 アマダスクールJMCに入校するにあたり、何年も前から「JMCにいつ来ます?」
と何度も何度も尋ねられ、「いつか行こうかな。」くらいの気持ちでおりました。入社してから10年経ち、専務取締役となりました。その際、「これからは経営のことも少しずつ携わってくれ。」と言われ、この機会にJMC受講を決意いたしました。入校にあたりJMCを勧めていただいたアマダ関係者の皆様、私をJMCに送り出してくれた親族、会社の従業員に感謝いたします。

 入校前に、同業の仲間にもJMC卒業生がおりましたので、「どんな感じ?」など少し情報を入れてから参りました。ですが不安も多く、一緒に受講する仲間と仲良くなれるかが一番の不安要素でした。ですが、顔合わせから一日、二日でその不安はなくなりました。

 講義にあたっては、経営、、、そんな知識はまったくないですし、学生の頃も勉強は全然してこなかったので、基礎的な学も皆より劣っているだろうし、ついていけるだろうか、理解できるだろうか、そんなことを思いながらスタートしました。ここで学んだことは全て新鮮で、一部、現場経験があるのでVPSSや機械のことは分かるところもありましたが、経営者とは、財務、決算書の見方、分析、労務管理、計画づくり、5S、経営者として知っていなければならない基礎的な部分はもちろんですが、こうしたことは基礎が解かれば後、自分で時間を作くり資料と内容を思い出しながらでも勉強できます。
 ですが前期、後期の中で出会えた方々は私の人生での財産となります。常に一緒に生活し、お世話、準備、色んなお話をしてくれる伊藤さん、アマダスクール理事長はじめスクール関係者の皆様、大磯寮スタッフの皆様、各授業で来て頂いた講師の皆様、企業見学でお世話になった会社の皆様、JMCのOBのお二方、展示場見学、フォーラム、朝霧、翠渓荘などで準備、案内、お世話をして下さったアマダ、アマダ関係者の皆様、移動の際、送迎して下さったバス、タクシー運転手の方々、そして127期のメンバー。
 私にとってこうした人々との出会いが宝です。今しか伺えない貴重なお話、また私たちに接するやさしさ。覚えてくれているか分かりませんが、こうした方々に数年後、自分の成長した姿を見せられればいいなと思っております。

 127期メンバーとは同業でライバルではありますが、お互い切磋琢磨し仲間として末永いお付き合いをしていくつもりです。定期会を開いてお互いの変化振りを伺えるのを楽しみにしております。
 ここでの生活、経験は私の経営人生の基礎、財産となることと思います。本当に貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

 また22日間の中で私が一番印象に残った言葉をひとつだけ、
「知らないことは恥ではない、それを知ろうとしないことが恥だ」

岐阜県 野尻 啓太郎


 「時を守り、場を清め、礼を正す」
 「アマダ主催の経営後継者育成セミナーに参加してもらうから。」と社長に告げられたのは、2016年の夏の終わりぐらいのことで、まだJMC受講開始日より半年近くも前だった。最初は、工作機械メーカーのアマダが後継者セミナーをやるという感覚がいまいちピンと来ず、何をやるのかよくわからなかったのが最初の印象だった。
その後、JMCについての資料を受け取り、ある程度、どんなことをするか分かったときは今すぐにでも受講したいという気持ちが強くなった。なぜなら、会社経営をしたいという気持ちは会社に入る前からあったものの、実際には何をどう勉強したらいいのか分からず、「会社経営」も漠然としたイメージしか持てていなかったのが現状だったからだ。

 JMCに参加することを告げられてから半年後、待ちに待った開講の日を迎える。
集合場所に集まる道中、いろいろなことが考えながら向かった。「どんな人が来て、何人来るのだろう?」、「一緒に来る人はどんな会社の人なのだろう?」、「今回のメンバーと仲良く1ヶ月近くもやっていけるだろうか?」、「講義にしっかりとついていけるだろうか?」などの不安や、「同じ後継者の立場の人達と出会えるんだ!」という希望もあり、ドキドキ、ワクワクした気持ちで溢れていたのを今でも忘れられない。

 講義については、感じたすべてのことを言葉にして伝えたいと思うが、自分の語彙力がない為、うまくは伝えられない。しかし、一言でいうなら毎日が刺激的だった。なぜなら、講義の内容が初めてのことが多かったのは勿論だが、全ての講義おいて講師から一方的に話を聞く受動的なものではなく、自分あるいは全員で物事を理解し、考え、それを言葉や行動にして皆に伝えるという能動的なものだったからである。
私は自分の意見や考えを皆に出し惜しみすることなく出来てすごく楽しかったし、快感に近いもの感じることが出来たと思う。逆に一部の人には不快な思いをさせていたかもしれないが…。

 メンバーと一緒に講義を受け、ご飯を食べ、同じ風呂に入り、同じ酒を飲み、いろんな会話をする、そんな楽しい時間があっという間に過ぎ、とうとう明日でJMC127期も終わりを迎える。「寂しい、もっと皆と講義を受けたい。」というのが、率直な気持ちである。
しかし、いつまでたってもここにいてはならない。自分達は後継者としてここに送り込まれたのだから、後継者として色々な責任感をもってここから飛び立たなくてはならない。

 最後に、この出来が悪くもあり、愛らしい伝説の127期を支えてくださったアマダ社員、大磯寮のスタッフの皆さん、ならびに関係者の皆様本当にありがとうございました。

 そして、同期の馬場さん、高田さん、塚田さん、大石さん、田嶋さん、楽しい毎日をありがとう!これからも、宜しくお願いいたします。

 何よりも、いつも僕らをやさしく見守ってくださった伊藤さん。
感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。出会えて良かったです。
うまく伝えられませんが、本心です。

 みなさん、さようなら、また会う日まで!!

長野県 馬場 直樹


 先ず初めに、末岡理事長を初めとするアマダスクールに携わる皆様、とても貴重な経験をさせて頂き有難う御座いました。又、アマダ大磯寮のスタッフの皆様、JMC期間中は大変お世話になりました。

 JMCに入校させて頂く前は、会社の経営に関する知識、特に財務の部分に関しては殆ど知識が無く、お金の勘定に関しても苦手な思いがありました。その苦手な部分を勉強したいと思い参加させて頂きました。
様々な講師の先生に教えて頂く内容は、経営の基本、人(社員)との関係性、財務諸表や貸借対照表の見方、自社の財務分析方法、労務管理、国や各種団体の中小企業向け施策の活用方法、5Sの重要性、それぞれ異なった特徴も持った企業の見学、自社の強みを分析しながらのプレゼンテーション実践、マネージメントゲームを通じて戦略や計画の重要性の学習、JMC修了のOBとのディスカッション、アマダ様の工場ならびにソリューションセンターの見学、中小企業の戦略的な方向性、経営者としての心構えなどなど…。どの内容についても普段ではなかなか勉強し難い事や、体験出来ない事ばかりで、私にとってこのスクールに入校した事はとてもプラスになったと感じています。

 私は大学卒業後、一般の企業に約10年間勤務、その後、父の経営する会社へ転職しJMC入校時で3年目を迎えています。前職勤務の間に経験した事や感じた事をベースとして、自分の父親が経営する会社を、より良くしていきたいという漠然とした【思い】がありました。
でもそれは【思い】でしかなくて、何か具体的に「何を良くしたい」、「これを実行したら良くなるだろう」とか、「こういう方向性でいきたい」、「こうなりたい」といった施策や目標も有りませんでした。
どういうタイミングで、何をすれば自分が進むべき方向や、未来のビジョンが見えてくるのか?もしくは、何年も経験を積むことで自然と見えてくるものなのか?とても不安でした。もっと言えば、それが不安視する程の事なのかどうかも分っていませんでした。

 しかし、JMCで様々な講師の方々にお会いし、講義を受ける度に、自分に足らなかった事や、改めて重要だと感じた事、企業や一個人として基本方針や目標といった【未来に描くビジョン】が必要不可欠である事を知る事が出来ました。
ビジョンを描き、自分が「こうでありたい」と考える為に、様々な方法で周り情報を敏感にキャッチし、自分がどのポジションに位置し、どういう事が求められているのかを分析する事が重要だという事も知りました。

 JMCの日程は修了しますが、ここで学び体験した様々な事を駆使し、「JMCの実践という講義がまだ続いている」という想いで気を引き締め、これからの経営者としての人生に役立てたいと考えています。

 ありがとう御座いました。

 ここからは講義以外の事になります。

 まず、伊藤さん。大変お世話になりました。基本は我々受講生が主体となって生活をしていくので、伊藤さんはそれを第一に考えて下さっているのがとても伝わりました。
ご自分よりも年下の、中にはクソ生意気な事を言う(私もあったかもしれませんが…)奴もいたかもしれませんが、終始優しく見守ってくださってとても感謝しています。
JMC担当者が伊藤さんで無かったら、最後に抱いた感情はきっと違うでしょう。早く家に帰りたいな…とか思っていたかもしれません。
定年まであと数年、お体に気を付けて、定年後も是非アマダに関係する場所で働いていて下さい。
あと弊社の近くにお越しの際はご一報下さい。ご飯でも行きましょう。自分もアマダに来た時は連絡させて頂きます。

 大磯寮については、来る前にGoogleマップで見た時は正直ショックでした。周りに何も無いな…と。
夜なんか暇だろうな…とか、今思うと余計な心配をしていました。
とにかく料理が美味しくてとてもビックリしました。正直5kg太りました。シャツがパンパンです。入寮する前はギリ余裕があったのに…。帰ってダイエットしなければなりません。
食堂のチーフ&おばちゃん。美味しいご飯有難う御座いました!

 最後に同期のみなさんについて。
年上も居るだろうな…、緊張するな。とか思っていたら最年長で拍子抜けしたのと同時に、ある程度しっかりした態度とらなきゃなって多少重くなりました。
でも、みなさん基本は気さくな方達で、共同生活し易かったです。私は。

 大石さんは若いのに結構空気読めるし、楽しいのでムードメーカー的な存在でした。頭の回転も速く、社長候補になるべくしてなったという感じがします。しかも解らない事はハッキリと、嘘ついていた事もハッキリと言えるところ。とても感心しました。同じ長野エリアという事もあるのでこれからも色んな場面でお付き合いできれば良いなと思います。

 高田さんはしゃべるのが得意な感じで、私があまりしゃべらない方なのでその点については羨ましいです。見習います。しかしながら、お酒については強いか弱いか…。お酒は飲んでも飲まれるな!という感じですね。お客さんや同業と飲む時は気を付けて頂きたいです。

 塚田さんは、正直最初は絡み難かったです。いろいろ聞かれるのは嫌だろうなと思っていました。でも話していくうちに、見た目の印象とは裏腹に、優しい一面が見えましたし、ご自分の会社に対する思いとして「社員ファーストでありたい」と発表していた事があったので、心温かい人だなと感じました。見習いたい部分です。塚田さんも長野エリアなので今後もお付き合いできれば良いなと思いました。

 野尻さんは会社の規模が大きいので、感じた事や思い抱いた事も他の方とは異なるかもしれません。
もともと持っているプレッシャーも大きかったかもしれませんが、大石さんと共にとても楽しませて頂きました。プレゼンの時も恐れずに笑いを取りに行く姿勢が潔くて感心しました。見習いたい部分です。なんとなくですが大物社長になりそうな気がします。数年後に是非お会いしたいですね。

 最後、田嶋さん。伸ちゃん伸ちゃんと呼んでいたので、危うく苗字忘れる所でした。
えーと…。とにかく頑張ってほしいです。甘えないで、自ら遠回りして、自分がどうありたいのか?をまず考えて、がむしゃらに泥臭くなれる様な環境で自分を磨いていって欲しいです。
数年後、数十年後にどうなっているか…楽しみにしています。

 …と、みなさんに対して偉そうに色々書いてしまいましたが、最年長のくせにリーダーシップも取らなくて、申し訳無く思っています。ただ、そんな余裕が無かった事も事実で、お金払って来た以上、全部吸収して帰ろうと、この22日間は必死で授業を受けました。
後期の最後の方は頭の中がいっぱいで、翠渓荘での食事会のとき、末岡理事長が話して下さった話、ぜんぜん入って来ませんでした。こんなに連日必死で勉強したのは、人生初めてです。

という事で、長くなりましたが、大変お世話になりました。非常に良い経験をさせて頂き、関係者の皆様には大変感謝しています。このJMC期間中の事は一生忘れません。

 ありがとうございました。