JMC 経営後継者育成講座

修了生の広場

第119期 修了生 感想 (順不同・敬称略)


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栃木県 赤羽 慎也


 JMCでの22日間は、あっという間でした。

 後継者育成の授業がメインでしたが、その他にも食生活や集団行動における人間性など、いろいろと教わり大変お世話になりました。

 性格的に私は、短期で“とんがっている”性格でして、講師の先生方にもいろいろ指摘を受けて改善しなくてはいけない面も出てきました。「でも、若いうちだからそのぐらいがちょうどいいんだよ」と、最後に自分の進む方向性などいろいろ教わり大変勉強になりました。

 会社では現場以外したことが無く、会社を経営するにはどうしたらよいかなど知らないことだらけでしたが、JMCでの勉強は最低でもやらなくてはいけないことだから、会社にもどったらできることから始め、自社の進む方向性を考えて行きたいと思います。

 最後に、今回のJMC119期でかかわったすべての人たちに心の底から言いたいです。
 「本当にお世話にありがとうございました」。
 「楽しかったでー!」

秋田県 須藤 雄飛


 そもそもJMCという研修があるから、絶対行きなさい。と何度も言われ続け、今回の研修に参加するに至ったのは、父から言われて3度以上あったと思う。

 JMCのOB真野さんの、「本当にJMCで出会う仲間というのは、たまたま同じ期で巡り合った、本当に運命的なもので、大切な仲間なんだ。」という言葉は非常に感慨深いものがありました。私は非常に人間関係の構築が下手で、うまく自分の考えを述べれなかったり、意思表示ができません。それについて温かい目で見てくれた119期JMCの仲間たちには、本当に感謝しています。また、皆の意見交換の場をたくさん与えてくれるカリキュラムにも感謝しています。「こんな考え方もあるんだな」とそういう気持ちになれない頑固な人間だったので、人の考えを取り入れようかなと少しでも思えるようになったことは成長だと感じます。

 JMCで感じたことは、まだまだ会社は完璧ではなく、会社というよりも自分自身に何よりのびしろがあるのではないかと感じました。人間性の構築はもちろん、経営に対するビジョンを強く持たなければなりません。今現在、『なんとなく』で会社は回ってしまうからです。そこに従業員の士気が上がらないなどの問題があるということは、経営者自身に一番問題があるということも明確になった。恥ずかしい限りである。

まず第一に、会社を守るのではなく戦略を持って会社を常に新しい方向に持っていかなくてはなりません。今現在、医療業界や防災関連の業種への参入は果たしましたが、今を乗り越えても、次にリーマンショックのようなことが起きれば、会社は一気に傾きます。そのこともあり、異業種で参加された中川さんが言っていた「食の分野は景気に左右されない。」という言葉から、食品業界の仕事にも参入をしたいと思っております。
また、中川さんをはじめ、参加された各社に様々な問題があることもよいことなんだと思います。参加された仲間の現状維持では満足しない考え方にも、非常に驚きました。
そして私たちは、よき仲間であり、ライバルになって切磋琢磨していければいいと思います。JMCに参加し、一気に学んだことを取り入れそうもないので、徐々に会社の改善、自分自身の成長の材料にしていけたらと思います。

 最後になりましたが、担当の伊藤さんをはじめ、渡邊常務理事、守谷さん、JMC事務局のみなさん、ありがとうございました。

滋賀県 中川 大輔


 長い研修期間がやっと終わったというのが、率直な感想です。前期・後期を通じて、本当にいろいろなことを学び、同じ研修生をはじめたくさんの先生方と知り合うことができました。その中で、特に今回私は異なる業種からの参加ということで、人それぞれ考え方、感じ方が異なるということを強く感じさせられました。

 大きな「気づき」があったのは、経営マネジメントゲームでした。他の研修生には、値決めの理屈が見抜ける(理解できる)にも関わらず、私は最後まで、その理由(理屈)がわかりませんでした。たかがゲーム、されどゲーム。普段からそれに近いことをしていると、結果もそれに似てくるということでした。他からの評価や目を気にしすぎるあまり、大胆さがなくなり、安全思考でこじんまりとした動きになってしまうということでした。

 プレゼンテーションでは、リアルに考えていること・思っていることを発表したわけですが、前日に研修生との雑談の中で、「もっと遊びにいくほうがいい」、「趣味をもったほうがいい」という指摘をもらいました。同じようなことを言ってくれる人は今までにもいましたが、その意味がわかったような気がします。

 自社の事業に、自分自身が希望を見出せず、どん詰まり感の中で、フラストレーションを溜め込んでいるということがはっきりと理解できました。「強みは維持、弱みは見ない」「前を見ながら、横も見る」。プレゼンテーションに盛り込んだ言葉ですが、思えば自分自身へ送る言葉なのだと思います。それを皆さんの前で発表・宣言することができ、本当に良かったと思います。少しすっきりしたと感じています。

 会社を維持するという点で、会社に戻った際に、特に労務管理の部分を早急に見直し、確認したいと思います。そしてその上で、新規事業企画・計画室をまずは作り、少しずつ少しずつその計画を進めたいと思っています。

 他方で、この研修に参加した目的であります、「なぜ経営者になりたいのか(なろうとするのか)?」、「何の目的に会社を経営したいのか?」「なぜ新規事業を立ち上げたいのか?」、「会社を通じて、自分は何をしたいのか?」、「そもそも自分は人生で何がしたいのか?」、「何に対して自分は真の幸せを感じるのか?」といった問いに対する答えは残念ながらまだまだ完璧には出そうにありません。まだまだ、勉強なり知識なり、モノの見方だったりが足りない、幼いのだと思います。

 しかしながら、結局のところ「仕事についてあれやこれやを考えて、議論すること」が嫌いではなく、どちらかというと好きだということは確信できました。また、分野違いの場所に自分を置いてみるということで、いろいろな自分が見えてくるというのがはっきりとわかりました。

 先入観にとらわれず、時々、別分野・畑違いなところに自分を置くということを、戻ってからも続けたいと思います。

この度は本当にありがとうございました。

新潟県 古澤 卓也


 受講してよかったと本当に思う。経営者の仕事が何か、会社を経営するということはどんなことか、会社を存続させるには何が必要か等々。知りたかったこと、不安だったことが一気に解決した気がする。そして新たな経営者仲間も増えた。いろんな繋がりができた。

 以下に、今回のJMCで学び、帰ったら実行すべきだと思っていることを備忘録も兼ねて記載する。

  • 会社経営理念のチェック→社員全員で共有
  • 同じ価値観を持つ幹部の育成
  • 関東精工増田会長、OB吉見鈑金製作所吉見社長のような社員とのコミュニケーション
  • 既存顧客の顔通し
  • 吉見鈑金製作所で行われている技術の日設定
  • 品質目標の再生(現在陳腐化している)
  • 原価管理の勉強
  • ISO顧客アンケートを渡すとき、自分で渡しに行く、クオカードなどを謝礼として渡す
  • 作業日報の開始
  • 得意先分析
  • 新規営業用のコネを探す。(金融機関、商工会、工業会)
  • ライバル企業、外注先を調査する
  • 経営計画の作成、長期計画の作成、そのためのPLC、PPM、SWOT分析

 書くとかなりの量があると実感する。これだけの“気づき”が得られたという証拠でもあると思う。優先順位をつけて、確実にできるものは1年以内に即実行していきたい。

 ありがとうございました。

広島県 村上 優


 今回の研修では経営についての勉強はもちろん、同業種の会社を見学させて頂くことで自社で働いていては分からなかった事を知ることができたり、今まで経験したことのないプレゼンテーションを1から自分で作成し発表までできたりと一人の人間としての幅も広げることができたように感じています。

 経営についても難しさ、楽しみ、苦しみなど多くのことがあるとは思ってはいましたが、その考え方というのはどこか他人事のようなところがあり、甘く見ていた部分が多大にあると思います。それが今回の研修で全て払拭できたとは思いませんが、実際研修に参加していなければ気づくことすらできなかったと思います。機会は誰にでもあるもの、それを活かせる人間になっていきます。

 今振り返るとまだまだ多くのことを勉強したいなとは思いますが、研修はあくまで研修でしかないので、今回学んだことを先延ばしにするのではなく1つ1つできることから積極的に行っていきます。そして自分が研修に参加して満足するのではなく、周りの皆から研修に参加して成長したねと評価してもらえるよう努力したいとおもいます。

 ここで出会えた仲間とは一緒に過ごせた時間は21日間と短い時間ではありましたが、これからも連絡を取り、情報交換を行ったり、お互いに距離は離れていても切磋琢磨しながら今後も付き合っていきたいと心から思える出会いでした。

 最後になりましたが前期、後期のJMC研修を終えて、まずは参加させてくれた社長ならびに従業員の方に感謝したいと思います。そして共に研修に参加した仲間、事務局の伊藤さん、研修に関わって頂いた全ての人に感謝したいと思います。

 ありがとうございました。

愛知県 横井 真也


 率直な感想は、本当にJMCに参加してよかった。

 初めは、ほぼ強制的に行って来いと言われ面倒くさいと思ったし、前期の始まる新幹線の中でいろいろ考えると本当に長いし嫌だなぁってずっと思っていた。

 オリエンテーションでの自己紹介の時みんなしっかりと自分の意見を持っていたので自分が恥ずかしいなと思った、その時に自分と同じ境遇の人たちが考えていることを少しでも吸収して帰ろうと思った。
 講義が始まったら、『経営者とは何か?』に関する話がたくさん聞け、自分に足りないもの、会社に足りないものが何かものすごく考えるようになった。
 会社見学で訪問した会社の社長さんの話も聞け、帰ってから会社で取り組んでみようと思うこともたくさんあったし、できることは少しずつでも取り組んでいきます。

 それに5人の考え方も参考になったし、最高の仲間ができた。これから先も連絡を取り合い、付き合っていきたい。
 伊藤さんにはいっぱいお世話になったし、僕らはものすごい迷惑かけていたと思う。それでも伊藤さんは優しく僕らに微笑みかけて接してくれたし、JMCは伊藤さんがいないと成り立たないとものすごく思います。

 後期までの日程の間にこんなに自分の考え方が変わると思ってなかったし、本当に最高の環境でした。本当に長いようで短かった22日間でした。

 プレゼンでは本当に準備不足でふがいない結果になってしまったので、本当に大反省です。
心がズタボロです。。。でも、この失敗を活かして営業活動していきます。

 会社に戻ったらやりたいこと。

  • 自社の労務関連を調べ、なければ作成。
  • もう一度財務を2期分だけでなく計算する。
  • ホームページ立ち上げ。
  • 見積もり等、営業活動もやっていこうと思います。
  • 経営理念等、社長に確認する。
  • 新規採用をとる。
  • 工具等管理の徹底。
  • みんなの会社の見学。

 など、まだまだ挙げたらキリがないくらいやりたいことたくさんあります。少しずつやっていこうと思います。

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