第39回優秀板金製品技能フェア

単体品の部 全47作品

単体041

ロボットによる3段取り29工程全部曲げ

  • ・サイズ: W297.6 × D230.5 × H23.5 mm

  • ・精度: ± 0.2 mm

  • ・プログラム時間: 1470 分

  • ・加工時間: 25 分/個

  • ・加工数量: 100 個

  • ・材質: ステンレス(SUS304)

  • ・板厚: 0.8 mm

  • ・作品種類: 量産品

加工工程

  • プログラム

  • パンチレーザ加工

  • タップ加工

  • 曲げ

アピールポイント

こちらは医療機器の基盤取付け部品になります。
曲げロボットEG-6013ARを使用して、3段取り替えを含む29全工程曲げを自動化しました。

これまで多段取り・多工程曲げ加工は1段取り目にロボットを使用し、残りの段取りは作業者によるベンダー曲げ加工にて対応しておりました。
こちらの部品は量産品かつ、多工程曲げ品の為、少しでも作業者の負担を減らしたいと思い、ロボットで全工程曲げができないか挑戦しました。
金型配置及び曲げ順序を工夫し、3段取りで全工程を曲げることができました。
ロボットの把持位置を確保するため、あえて曲げ残す箇所を決めるのが大変でした。
ワークのセット、ローディング方法も工夫し、平積み→くしば→くしばの3段取りで量産対応を可能としました。

板厚が0.8㎜と非常にたわみやすいため、全工程に曲げ後の掴み替え動作を取り入れるなど、動作ひとつひとつのティーチングにも苦労しました。
プログラミング+ティーチングで3日ほど要しましたが、量産品の為、価値あるデータができたと思います。
アマ曲げ含む角度、寸法ともに高精度で加工することができました。