この製品の難しかったところは、3次元シミュレーションで仕上がりを確認できないところでした。
規則性のある形ではないので、2次元の図形を用いて図面を作成しましたが、そこに秘訣がありました。
溶接作業も十分なテクニックが必要でした。1カ所ずれれば全体の角度が変わり、作品にならないからです。 造形の難易度と溶接の難易度、そして最後の仕上げの難しさという点を評価していただけたと思っております。
また、非規則的な形という特徴も評価していただけた点だと感じております。
当社の製品に対して高い評価をしていただけたことを、とても嬉しく思っております。また新しい製品を出品して挑戦し続けたいと思います。
受賞製品だけでなく、私たちは日ごろの製品に対して、心をこめたモノづくりで、完璧に近い最高のものを製造するよう、いつも心がけています。こういった気持ちを持って取り組み、会社自身の競争力を上げていき、「創意不銹鋼」という名が広く知られるブランドになればと思っています。
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マネージャー
柯 志銘 氏
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