| 缶コーヒー燗器(酒燗器)セット | 
          
    ●要求精度:±0.5mm 
								
								●材 質:C1100P1/4H SPH 
								●板 厚:銅板1.0,鋼板2.3,3.2mm | 
        
      
      
   
    銅製品の外観を損ねる成形加工や、接合によるひずみをいかに軽減するかが、最大の問題でした。大小5個のバーリングを有する天板では、その配置バランスの配慮と、レーザマシンで作成した簡易金型を使用することで、ひずみの軽減をはかっています。側板内部にはひずみを矯正するフレームを配置、そのフレームと天板の接合には銅製リベットを採用しました。また、水密の目的から全周ろう付けが必要となる底板の接合部(周長1600mm)は、フランジや側面ハゼ構造とし、ひずみ拘束の施工により、熱ひずみ対策を講じています。 
								これらのひずみ対策に加え、キズ防止対策によって作成された銅製品外観を評価していただいたと考えています。(製作者 感想) 
								モノづくりのやりがいは、「形になる、完成の喜び」や「評価されること」にあると思います。本フェアはそれを実感できる貴重な機会であり、その経験が生徒のモノづくりへの「自信と誇り」につながっていると確信しています。このような機会を提供していただいた主催者の方々に感謝の意を表し、今後も「自信と誇り」を持ち、積極的に参加しようと思います。(担当指導員 感想) 
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										 左 鈴木将司氏 
										(現在 光陽電機株式会社勤務) 
										
										 中 志賀秀樹氏 
										(三重県立津高等技術学校 
										メタルクラフト科 教務主任) 
										 右 橋本領太氏 
										(現在 楠精器株式会社勤務) 
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