受け皿底面絞り加工部分の金型コストを徹底して削減し、要求品質・コスト・製作スピードにおいて、顧客満足を果たすことに苦心しました。金型製作については、費用がかかる金属材は使用せず、ウレタンゴムを使用したゴム型を使用しました。
受賞には、溶接部コーナーや、金型レス加工方法による底面絞りなど、全体的な仕上がり精度を評価していただいたのだと思います。
この製品が金賞という栄誉を賜りまして、身の引きしまる重いです。よりいっそうモノづくりに磨きをかけ、板金業界発展に寄与すべく努力いたします。
そして、今回、他の作品を拝見させていただく中で、学生達の質の高い作品に感動いたしました。私たちも、日本古来からのモノづくりの匠の技を若者に伝承し、泥臭い職人技とデジタル化が共存するモノづくりの現場風土を盛り上げていきたいと考えております。これからも手先の器用さだけでなく、モノに魂を込めた板金加工に全力を尽くしたいと思います。
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代表取締役社長

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