JMC 経営後継者育成講座

修了生の広場

第112期 修了生 感想 (順不同・敬称略)


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滋賀県 寺嶋 一真


 112期の受講生は最年長が54歳、最年少である私が22歳。個性のある5人が集まった。初めての顔合わせのときには「これは22日間まずもたない」と感じてしまった。しかし、同じ時間を過ごすなかで徐々に信頼関係が芽生え始め、同じ時間を共有することが楽しくなった。
 講座ではさまざまなことを学んだ。「財務分析」では今まで全く意味がわからなかった決算書の読み方、見るポイントを学んだ。また、労務管理や国の中小企業施策などの講座も何の知識もなかったが非常にわかりやすく教えていただいたので十分に理解することができた。そして、1番気づかされたことは自分自身が自社のことについて深く理解していないということだ。初めて講師の方から『自社の強みは?』と聞かれたとき何も答えることができなかった。もしかして、ないんじゃないかとさえ思った。とても恥ずかしかったし情けなかった。後期が始まるまでの期間に社長や従業員の方に「会社の強みって何ですか?」と聞くとほとんど同様の回答であった。また、自信を持って言っておられたので自社に誇りをもつことができた。それと同時に「従業員全員が自社の強みを理解しているのだろうか?」もし、理解してなかったらどのように理解してもらえるのだろうか。とか、「5Sを実践すればより生産性が上がるんじゃないか?」など自社に帰って実践してみたいことがたくさんでてきた。また、経営者になるまでに解決しておかなくてはならない自分自身の『弱み』を見つけることができた。それは行動力であったり、継続力などである。
 22日間の間に工場見学が3回、また講師としてたくさんの経営者の方とお会いして、様々な考え方や今までの貴重な経験談を聞いて、「本当に経営者になれるのだろうか?」と不安になることもあった。しかし、アマダの岡本社長にかけてもらった言葉で自信を持つことができた。そうして、『なりたい経営者像』が徐々にできてきた。それは、気がつくと父や祖父の姿に非常に近いものであった。
 父が早い時期にこのJMCに参加させた理由は1つではないと思うが、「将来自分がどのような人間になりたいのか」、または「どのような会社にしたいのか」を明確にすることによって日々の生活、就業態度、考え方などが早い段階で変えることができると自分自身にとって大きなプラスになると考えてくれたからだと思う。そのような機会を与えてくれた父と会社の方には非常に感謝しています。
 また、全国にできたJMC同期とはこれからも密に連絡をとって滅多にできないであろう「なんでも相談できる経営者の友」という形で大切にしていきたいと思います。

愛知県 吉井 啓之


 JMC前、後期研修会を終了してまず思ったことは、無事終了したことの安堵感と明日から会社に戻り研修で習得したことを、実行できるよう自分に厳しく課することが重要と思いました。
 研修で学んだ最大のテーマである会社のビジョンについて社長と話し合い、これからの5年後のはせがわ工業をどのような会社にするのかをじっくり話し合い、中堅社員とも意見交換をして、近い将来社長になった時に、社員に理解、協力してもらえるようにビジョン、戦略と戦術まで具体的に提示、計画、実行できるように心がけて、日々「1歩1歩」歩んで1年間の間に力を蓄えたいと思います。
 そのためにも自分の会社をよく研究して、社長から学べることは可能な限り吸収することに心がけ、研修でお世話になった先生方、渡邊常務理事、伊藤さん他のアマダスクールの皆さま、研修センタースタッフの皆さまから教えていただいたことや、助けていただいたことを思い出して日々精進していきたいと思います。
 またお仕事でお忙しい中、JMC112期メンバー5名のために来ていただいたJMCのOBである「(株)ひかりの竹内社長」と「(株)共進の伊藤社長」のお二方には、大変感謝いたします。
 社長になられるまでのこと、なられてからの体験談など、貴重なお話をいただきありがとうございます。お二方の日々の社長業のお仕事の内容をお聞きして、弊社はせがわ工業の現社長をお手本にすればよいことを改めて教えていただき、目指す目標が見えてきた気がいたしました。日々の生活の中での周りの人への感謝と、仕事に対する姿勢を大切にして社長業の基礎をしっかり社長から学びその上で自分なりの経営を身に付けていきたいと思いました。常日頃、社長の口癖である「1人では何もできない、協力してもらえる仲間を大切にしなさい」との言葉の重要性が研修を体験して改めてわかりました。
 最後にこれから自分の人生に誇りをもてるように「継続は力なり」と言い聞かせ、日々努力することを誓います。また研修期間中ともに学んだ同期の全員、先生方、アマダスクールの方、アマダの方との再会を願い。

茨城県 三ヶ尻 智昭


 あっという間に過ぎた22日間でした。
その中で得たものはあまりに多いものです。それは単純な知識ではありません。仲間、講師の方、先輩との縁、将来に向けての自分自身の課題です。
 特に自分が「いかに業界のこと、会社のことを知らなかったのか」ということです。成果を出された方たちに共通していると感じたことは、「相手への感謝」「自分自身への謙虚さ」「毎日の努力の積み重ね」です。受講前にあった過信は消え、「一から学ぼう」と謙虚な気持ちになりました。
 JMC研修は終わりますが、それは新たな「始まり」です。まず、参加させてくれた社長、参加できるだけの収益をもたらしてくれた社員の皆さまに感謝の気持ちを持ち、抽象的ですが「少しでも良い会社」を目指し、日々邁進するのみだと感じています。
 仲間の皆さま、講師の皆さま、アマダの社員の皆さま、私たちが少しでも良い環境で受講できるよう常に気遣いをしてくださったJMC事務局の皆さんに心より御礼いたします。
 ありがとうございました。いつか、OBとしてまたJMC研修に参加できるよう努力していきます。

愛知県 村瀬 崇


 『最高の仲間達と出会えた』
 1カ月前のことを考えると、自分が今こんな気持ちでいるなんて想像もできなかった。
 JMCへの参加当日、FORUM246へ向かう車中での自分の気持ちを今でも鮮明に覚えている。「行きたくない」。心の中はこの気持ちでいっぱいだった。
 それまでの自分は、経営者というものに全く関心がなく、むしろ抵抗があった。社長である父と仕事についての話もしなければ、自営業を営む家系の長男として生まれてきた自分を不幸とさえ感じていた。なにより自分なんかにそんな大役が務まるのかと考えると、その重圧に押しつぶされそうだった。周りに自分と同じ様な立場の人間もおらず、気持ちのぶつけ所がわからなかった。
 そんなモヤモヤを和らげてくれたのがJMCだった。今回このJMCに参加して、1番の収穫は人との出会いだと思う。どの講義も今後の自分にとってためになる素晴らしい内容のものばかりだったが、やはり今回一緒にJMC112期に参加したメンバーと出会えたことは、これから先の自分の人生において大きな財産になると思う。
 JMCを修了したからといってもそれが終わりではない。本当に大変なのはむしろこれからだ。この先たくさんの壁にぶつかると思うが、そんな時はみんなで過ごしたあの22日間のできごとを思い出したい。
 最後に、今回このJMC112期でかかわったすべての人達に心の底から言いたい。
 『本当にありがとうございました』。

熊本県 中嶋 基嗣


 このように経営の基礎について集中できる期間は今後ないかもしれませんし、22日間を通して学習への動機付けを得る場となったことは大変貴重な経験になりました。
 様々な角度から刺激を提供くださったアマダスクールの皆さま、滅多なことではお会いできないような講師の先生方、社長、会長、誠にありがとうございました。

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