造形品の部 全41作品

・ソール部はSUS3.0t、側面・上部面はSUS1.5tをレーザー加工、曲面をベンダーにて目踏み曲げ、ハンマー叩き出しにて調整、それぞれを溶接、仕上げ、研磨をしソール裏面には模様を付け細部までこだわってます。
・腰に当たる本体は6枚の板をそれぞれベンダー、3本ロールを併用して曲げており、ハンマーで微調整しながら溶接構成としています。
・つま先では馬蹄型にレーザー加工したSUS1.5t板を6枚積層し、溶接、表層にRまげをした板を被せるように溶接、仕上げ、研磨をしています。
・ベロはR曲げをした2枚の板を使用、あえて隙間を開け溶接棒で埋めながらの溶接で厚みを持たせ、仕上げ研磨により陰影をつけ忠実に再現しました。
・ソールと本体はビスにて固定。
・つま先部はソールとの入隅みで溶接し、ビートやアンダーカットが表面に出ないよう余盛と手仕上げを繰り返し仕上げています。
・靴紐は2.0Φの溶接棒を鍛錬し、幅を均一になるよう意識して、バフ研磨し、手仕上げで結いました。
・表面はバフ鏡面、バイブレーション仕上げで表現しています。