左
[ 代表取締役社長 ]
西野 信弘 氏

右
[ 板金部 レーザ加工課 課長 ]
大和田 政博 氏

今回はアマダ様が鄭重な表彰式出席依頼の封筒を持参されました。妙な期待感がよぎりました。この度出展作品「俺の曲げ」が第30回優秀板金製品技能フェアにて、今回初めて設けられた日本塑性加工学会会長賞をいただくことができました。関係者一同受賞を感謝しております。

毎年参加させてもらってきましたが、今年の作品はシンプルだがやりがいがありました。
21個の板金の箱が重力でじわじわ落ちて、ス－ット戻る。板には圧延方向があり、そのため曲げ寸法、角度が変わる。結局ひとつひとつの寸法だしと角度調整が一苦労でした。
この重力を利用した動きは、隙間が0.02mmのとき発生するということがわかりました。
これを21ケでできたことは作り手として感動ものでした。「俺の曲げ」誕生でした。

来年以降の目標ですが、我々は継続してアマダスクール主催の当フェアに参加しています。今後も大賞を狙うものづくり、あるいは平常流れているものの中から、加工技術進化の過程から出てきたものづくり、どちらを選定するかを決めながら参加していきたいと思います。