代表取締役　品川久美子氏

　このたびの金賞受賞、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。
　前回も「恐竜」の造形物を、かなり力を注いで製作しましたが、今回の「龍」（ドラゴン）と前作との大きな違いは、パーツ点数が圧倒的に多いことです。
　合わせて磨きやバリの作業量も膨大になったので、みんなで分担し、力を合わせて完成させていきました。
　「龍」（ドラゴン）も前回同様、想像上の動物なので、イメージをいかに形にするかということに注力いたしました。そのため、手足の接合部分は自然なフォルムを出すのに気を配りました。
　また、骨組みの構造を考えるのに時間がかかりましたが、そのおかげで全体がしっかりと仕上がったと思います。
　骨組みはパイプを上手に加工、溶接し、可動できるようにつくりました（応募時に固定しましたので、製品は可動しません）。
　今日の受賞を、また新しい一歩にし、次の製品を手掛けたいと思っております。