36th Precision Sheet Metal Technology Fair

Student's fabrication (23 entries)

Students507

Student's Fabrication Gold Award

Special Encouragement Award

CUBIC BALL

Shonai Vocational Skills Development Center (Yamagata Pref, Japan)

  • Size: W350 x D350 x H450 mm

  • Accuracy: ± 0.5 mm

  • Programming time: 2700 min

  • Processing time: 45 min/quantity

  • Quantity: 60

  • Material: Stainless steel (SUS304)

  • Thickness: 1.5 mm

  • Type: Original work

Process

  • 2D/3D Design

  • CAD/CAM

  • Shearing

  • Welding

  • Embossing

  • Bending

  • Surface Finishing

  • Assembly

Strengths

この作品は当センターの訓練内容との関連性が深く、必要とする技能レベルや知識に加え板金工作機械や切削機械等を活用し製作されています。

ものづくりの一連の流れを通じて、個々の意欲・能力の向上、責任感等が顕著に表れ、お互いに協力し合う一体感を味わうことができました。

積み上げてきた知識や技能を活かし、今後就職する企業同様に付加価値のあるものづくりができることを認識することができたと思います。

訓練生にとっては、大きな達成感とともに職業人としての資質向上に繋がる貴重な機会となりました。

  • Reasons for choosing the theme: 立方体から球体への形状変化を表現したもので、正八胞体(超立方体)から発想を得たデザインとなっています。訓練要素を盛り込み、グループワークとしての作業性や訓練生の技能レベル等を考慮し課題を選定しました。

  • Reasons for choosing the material: 耐食性と仕上げに適するステンレスを使用し、板厚は歪や訓練生の技量を考慮し1.5mmとしました。また、加工性や軽量化のため真鍮やアルミを使用しました。

  • Most important points: 形状・バランス・均一な仕上げ・見栄えの良さにこだわり製作しました。また、技能レベルの向上と各自の責任感を引き出し、チームワークにおける信頼関係の大切さ等就職後必要となる資質の修得に重点を置きました。

  • Most difficult points: 作品制作にあたり、薄板溶接の技能レベル底上げに一定の練習時間を要しました。仕上げ工程では、研削・研磨ともに細部の傷に注意を払い一つ一つ丁寧に仕上げでいます。相応の時間を費やし根気を要する作業でした。

  • What I noticed when actually processed it from the drawing: 3DCADにより各パーツの配置、全体のバランスを確認し制作を行ったが、実際に仕上げ・塗装された部品を組み立てると想定より重厚感のある作品に仕上がった。