第36回優秀板金製品技能フェア
学生作品の部 全23作品
学生504
奨励賞(学生)
立体と遠近の戦場
愛知県立春日井工科高等学校 (愛知県)
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・サイズ: W290 × D55 × H190 mm
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・精度: ± 0.2 mm
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・プログラム時間: 3 分
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・加工時間: 3 分/個
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・加工数量: 4 個
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・材質: SPCC
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・板厚: 1.0 mm
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・作品種類: オリジナル品
加工工程
CAD/CAM
レーザ加工
アピールポイント
この作品を製作するにあたり、どのようにしたら一枚一枚の板に立体感を持たすことができるのかを考えました。
その結果、一枚一枚の板の間に空間を設けて、遠近感を出させるという方法にたどりつくことができました.。
工夫点として、この作品には一切着色が施されていませんが、一目でヘリコプターや人が立っているということがわかり、細かいところまでこだわりを持って作成しました。
作品テーマを選んだ理由: 私は、この作品を作るにあたって立体感を持たせるということを重視しました。 その結果、遠近法を使用して、作品を作成しました。 そして、この作品の主役となる、ヘリコプターを強調したかったからです。
使用材料を決めた理由: 1ミリの薄板を重ねて使用することにより、立体感が出せると思ったので 鉄の板を使用しました。
最も重点を置いた点や箇所: ヘリコプターの羽の部分です。 両翼の羽の大きさ(太さ・細さ)に差をつけることによって、 まるで、本当に羽が回転しているかのようにしました。
最も苦労した点や箇所: この作品は、三人の戦士とヘリコプターで構成されています。 そして色などをつけていません。 なので、見た人が一目でわかるようにしたことです。
製作図面から実際に加工してみて気づいた点: 自分が思っていたよりも、細かすぎる部分ができてしまったり、大きすぎる部分ができてしまうということがわかった。 板厚が薄いので、材料の大きさによっては一箇所に負担が集中してしまうことがあった。