[ 代表取締役社長 ]
山内 雄矢 氏

この度は厚生労働大臣賞を賜り、誠にありがとうございます。

思いつきで「遺跡」を作ってみようと思い、完成イメージを想像し、展開形状を試行錯誤して完成させることができました。製造過程での苦労は２６４工程の曲げを精度良く曲げるためにどうするかでした。バックゲージやケガキは使用できないので、目視で曲げるしかありません。目視で曲げるために曲げ線の両端に三角形型の小さな切込みを入れ、それを目印に曲げましたが、力量と根気の必要な作業となりました。

一見実現できそうにない形状でも、創意工夫で実現可能であることを学びました。
日常の仕事においても、お客様に求められる製品要求事項を実現するために、社員が一丸となって知恵を出し合えば不可能ではないと考えさせられる場となりました。

今後は若手社員達に出品させる機会を設けて、スキルの底上げやノウハウの継承を行い、今回の様な経験をさせて若手社員達を成長させる場として活用していきたいと思います。

世界に貢献できるモノづくりができるよう社員一同日々精進してまいります。

この度は誠にありがとうございました。