代表取締役　堤 健児 氏

　この作品は、曲げ加工による亀裂が発生しないように、また、熱によるソリが出ないように、そして、寸法精度が±0.1以内に入るように、という点に注意して、当社が長年蓄積したデータにしたがって加工を行いました。
　マグネシウムの加工は加熱が必要ですが、加熱と放熱の常に安定したバランスが必要です。今回は、私たちの加工ノウハウが活かされ、安定した加工方法を行った点を評価していただいたのだと思っております。私たちの強みである加工方法を評価していただき、また、このような賞をいただけたことは大変光栄です。
　この賞を励みに、今後は、この加工方法をロボット化して中量産製造ができるように、努力したいと思っています。