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機械的結合を主体とする組立品の部
株式会社小林製作所(石川県)
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従来の板金加工では製作が難しい自由曲線の立体形状を、シート材を組み合わせることにより、溶接しなくてもつくり出せることに気づき、それを面白い形でつくってみようと思ったところから製作が始まりました。実際に製作に取りかかり、完成後には最初に考えた通りの、精度と強度を備えた製品をつくることができました。
従来削り出しでつくっていたものを、板金加工によりその形状をつくり出し、精度と強度を出すことができた点を評価していただいたと思っております。これからの設計にも、この工夫を活かせば、新たなモノづくりの可能性が拓けるかも知れないと自負しております。
このようにすばらしい賞をいただき、大変光栄に思っております。社員全員に伝え、皆で喜びを共有しました。わが社の誇りとして、いただいた盾や賞状を飾らせていただきます。
新アジア勢力が伸びてゆく中で、今後日本は技術力でどう立ち向かっていくか。私たちは常にモノづくりの未来を考えていきたいと思っています。日本中が疲弊しているこんなときこそ、未来のビジョンに夢や希望を描き続け、日本のモノづくりを守っていきたいと思っております。 |
代表取締役
小林 靖典 氏
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