|
|
●材 質：SUS430CP
●板 厚：2.0mm |
一番の着眼点は鋳物フレーム体を板金組み立て方式としたことですが、問題はコストパフォーマンスをいかにクリアするかでした。解決のカギは、スピンドル部の鋳物をRV構造（リベット）にするところにありました。この方式を採用したことで、マシニング機械加工部品と同等の精度が確保でき、同時にリードタイムの削減と大幅なコストダウンを実現しました。
ドッグイヤーといわれるIT時代は製品のライフサイクルが短いので、企業の優劣はスピードによって決まるといわれます。鋳物から板金化のVA（価値分析）設計は、リードタイムとコストのダイナミックな圧縮に加え、在庫のゼロ化に貢献する画期的な手法。これは“商品鮮度”という意味で、激変する経営環境に適応した新たな資質だと思っています。
「時代ニーズに俊敏に応え、高度な匠をものづくりに反映させ、VA手法のシーズを顧客に数多く提案する革新的な経営を展開していきたい」。それがグローバル化の中で、競争力をもって市場のリーダーとなり、生き残っていく道だと考えております。
海外参加も数多い高レベルのフェアに受賞し、感激の極みです。 |
代表取締役社長
大林根生氏
|
|
