アマダの自然環境

富士宮事業所 アマダの森

富士宮事業所の敷地の約60%、13万坪程度が森林として残っています。そして、その約80%が人工林の「ヒノキ林」です。植林からすでに40~50年が経っており、今後は積極的に整備を行い、動植物の豊かな森へと変貌させていく計画です。

富士宮事業所の敷地内では約1100種類の動植物が確認されています。第2工場前にある森の再整備を実施したところ、コナラの木やエゴノキなどの樹木、さらには環境省および静岡県で絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されている「クマガイソウ」などが確認されました。

伊勢原事業所 四季の小径(こみち)

伊勢原事業所内の本社棟沿いにある竹林の道を「四季の小径(こみち)~Four Seasons Path~」として整備し、社員の憩いの場としました。野鳥や蝶などが好む木を中心にバランスよく植樹し、四季折々に咲く花を楽しめる空間となっています。

グリーンインフラの取り組み(伊勢原事業所/富士宮事業所)

伊勢原事業所
富士宮事業所

アマダグループでは、生物多様性保全や気候変動対策の一つである「グリーンインフラ」の取り組みを進めています。
2021年11月、伊勢原事業所AMADA FORUM南側庭園外構に「グリーンインフラ」を導入。雨水を貯める機能を持つ「レインガーデン」としてリニューアルしました※1
また、2022年春には、富士宮事業所ウエストブロック第3工場の西側にも「レインガーデン」を導入。豪雨時には雨水の流出抑制や水質を浄化し、土壌に浸透させる効果があり、通常時には、草原生態系の生物保全緑地となります。
富士宮事業所のレインガーデンの取り組みは、国や民間企業・学術団体等で構成される「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」による「第3回グリーンインフラ大賞」において、「防災・減災部門」における優秀賞に選出されました。

※1 グリーンインフラとは、自然環境が有する多彩な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取り組みのことである。レインガーデンはそのうちのひとつで、雨水を蓄えて浄化しながら地面にゆっくりと浸透させる透水性の植栽帯である。豪雨時の排水管の負荷軽減や、歩道や車道への浸水防止、水質改善を図るなどの他に、白砂利や石組み、植物などで庭園としての景観を併せ持つ。

「緑化優良工場」受賞(富士宮事業所)

アマダ富士宮事業所は、2021年度緑化優良工場等の表彰「関東経済産業局長賞」を受賞しました。この表彰制度は、工場立地法の精神を踏まえ、工場緑化を積極的に推進し、工場内外の環境の向上に顕著な功績のあった工場等を表彰することにより、工場緑化の一層の推進を図ることを目的としています。
アマダでは、2016年度に伊勢原事業所と富士宮事業所が「日本緑化センター会長賞」を同時受賞、2019年度に伊勢原事業所が「関東経済産業局長賞」を受賞しています。

屋上庭園(伊勢原事業所)

伊勢原事業所の本社棟近くにある屋上庭園は約35年前につくられたもので、最初は5、6本しかなかった木が今では数十本にまで増えました。
庭園内に設置した巣箱にはシジュウカラがいるのも確認でき、数種類の鳥がこの屋上庭園に姿を見せてくれます。

土岐事業所 ビオトープ

面積約200m²、水量約100tのビオトープは、敷地内の湧き水を有効利用し、植栽への灌水等に使える溜め池として計画しました。この池は上から見るとハートの形に見えるのが特徴です。美濃鞍馬と呼ばれる地元で産出された御影石を周囲に使用しています。

「水」と「緑」と「石」が調和された社員の安らぎの場所となっており、ときにはキツネがやってくることもあります。

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