JMC 経営後継者育成講座

修了生の広場

第139期 修了生 感想 (順不同・敬称略)


修了生感想文は、タブをクリックして閲覧できます。

主なカリキュラムを見る(PDF) スケジュールを確認する(PDF) 最寄りの営業所へお問い合わせ

▲JMC トップへ

» 修了生の広場 > 最新の修了生感想文 > 1期後 > 第139期 修了生感想文 > 1期前 

東京都 有限会社アークス 小出 竣也


 まず、JMCに参加する機会をくださった社長や社員の皆さん、妻、関わった全ての方々に感謝申し上げます。

 終わってみるとあっという間の22日間でした。
 前期が始まって2、3日はとても先が長く感じていましたが、時間が経つにつれて同期3人や柴崎さん、伊藤さんとの距離も徐々に縮まり、振り返ってみるととても楽しく充実した日々でした。
 JMCに参加した一番の目的は板金屋の後継者という同じ立場の仲間と出会うことでしたが、この研修ではかけがえのない仲間ができたことはもちろんのこと、他にも多くの学びがたくさんありました。
 前職で会計士として働いていたこともあり、財務や経営学については自分にはある程度知識があり、人、モノ、カネを上手く運用してあとは仕事をとってくることができれば会社を良くすることができるという頭でっかちなところがあったように思います。しかし、JMCで講師の方々のお話を聞いたり、同期のみんなとまじめな話からたわいもない話をする中で、自分ひとりでは会社は良くできないこと、社員と向き合ってコミュニケーションをとることの重要性など、1人で考えているだけでは得られない気付きをもらいました。また、JMCのOBの方々のお話はとても刺激的でした。お二人の話からは自分の仕事に夢中になり、没頭していることがひしひしと伝わり、自分の軸をもって仕事をしている姿はとても眩しく映りました。自分もJMC卒業生として後輩に夢を語れるようにこれから頑張っていきたいと強く思いました。
 大人になってから、会社のことやプライベートのこと、将来の夢など、こんなに人に話したり語り合う機会は滅多にありません。これも板金屋の後継者という同じ立場で22日間毎日同じ釜の飯を食べ、一緒にお風呂に入り、酒を飲んだ仲間だからできることだと思います。
 ここで出会えた縁を絶やさずに今後もより深めていきたいと思います。中北君、中山君、平塚さん、柴崎さん、伊藤さんには本当に感謝しています。
 短い間でしたが大変お世話になりました。ありがとうございました。

香川県 株式会社光工作所 中北 勇斗


 JMCへの参加は、社長である父からの勧めでした。社長もJMCの修了生で、「JMCに行って自分で何かを感じてきなさい」という感じで、具体的な内容は聞いていませんでした。はじめは長く感じていた22日間も、あっという間に終わってしまいました。この22日間の中で、多くのことを経験し学び、人として成長できたと感じています。

 22日間のカリキュラムを通して、経営者としての基礎知識から勉強し、財務分析や労務管理、戦略論など会社経営に直接関わることや座禅やテーブルマナー、ゴルフ体験といった会社経営に直接関わらないところまでこのJMCでは体験できました。22日間で学ぶ内容はみんな同じです。でも感じること、得る内容は人それぞれです。今振り返ってみると、経営的な知識を身につけるはもちろんですが、人として成長できる場所だったと強く思います。当たり前のことを当たり前にやるだけだと、工場見学に行った(株)関東精工の会長さんはおしゃっていました。本当にその通りだと思います。後継者としてまず、目指すべきことは優秀な経営者ではなく、優秀な人間です。優秀な人間でなければ優秀な経営者にはなれないと私は考えています。人として恥じない行動をとる、これをまずは実行していきたいです。そして自社に戻ったら、より良い会社にするために計画を立て、実行し、評価し、改善する。関りを持つ全ての人に幸せになってもらう。そして、私自身が、一番に仕事を楽しむことが今の目標です。

 このJMCに参加したことで年齢、拠点地が異なるメンバーが出会い、22日間を一緒に生活しました。139期がこのメンバーでよかったと強く思います。真剣に取り組む姿勢や個々の考えの違いに刺激を受けました。JMCはこれで終わりですが、これからもお互いに切磋琢磨してみんなで成長できればなと思います。そしてお互い困ったときには、助け合える関係でありたいと私は思います。これからが私たちのスタートです。みんな頑張ろう‼

 最後に、柴崎さん、伊藤さん、アマダスクールの方々、講師の方々、OBの吉見社長、真野統括部長、寮のスタッフの方々、出会ったすべての方々に感謝いたします。JMCに参加できて本当に良かったです。これからも繋がりを大事にします。ありがとうございました。

新潟県 株式会社阿部工業 中山 陽介


 22日間の研修を終え、講義内容はとても難しかったですし、最後のプレゼン資料作りでは追い込まれ大変でしたが、今までの人生でほぼ触れることがなかった内容の講義を受けることができたり、この業界に入らなければ出会わなかった人たちにも出会うことができたり、充実した時間を過ぎすことができました。
 正直最初の数日は、前職は全く別の業種でまだ現場で働いたこともなく板金のことなんて何も知らないですし、来年には社長の44歳、元公認会計士の29歳、やんちゃそうな見た目のインテリ24歳と同期になり、とんでもないところに来てしまった自分はやっていけるのかと不安を感じていました。しかし、日が経つにつれ、講義の内容を面白いと感じるようになり、同期とは気を遣わず話せるようにもなり、今ではもう少しJMCに残って勉強したりみんなと呑んだりしたいなと思えるようになりました。
 また、講義や工場見学、いろいろな方と話をして後継者候補として今後何をしていけばいいか何が自分には足りていなくて何なら持っているのかを知ることができました。まだ現場で働いたことがないので技術も知識も全くないですし、政治や世の中の事もよくわかりません。22日間で自分と向き合い自己分析ができ自分の強み弱みを知れたことでこれからどう生きていくか、どうやって成長するかを考えるすごくいい機会でした。この機会をこれから生かすか殺すかは自分次第です。生活していく中で、多くの疑問を見つけ、向上心や探究心をもちそれを解決していくことで、自分は人として成長できるのかと思います。最初配られた生き方の本にも書いてあったように、情熱をもって仕事をしていきたいと思います。
 最後に、同期の皆さん、柴崎さん、伊藤さん、本当にお世話になりました。何も知らずに来たため、こんなこともしらないの?と思うこともあったと思います。それでも、聞いたことに対しわかりやすく説明してくれて、少しですが板金に興味を持てました。
 充実した時間を過ごせたのは皆さんのおかげです。卒業してもたまに集まりましょう。
 ありがとうございました。


長野県 株式会社日新電機製作所 平塚 紘一郎


 私は11年間短大の講師をしていましたが、42歳で製造業に転職して経営者を目指すことにしました。経営について学ぶために講習はいくつか受講してきましたが、講義だけでは身にならないと感じていました。そんな中アマダの方にJMCを紹介していただき参加することにしました。22日間は非常に長く不安でいっぱいでしたが、終わってみればとても短く感じられました。
 前期は講義中心でしたが、知識だけではなく講師の皆様の貴重な体験談などもお聞きすることができ、非常に参考になりました。また、ニュースペーパーインや講義の中では他のメンバーの考えを聞く事ができ、非常に参考になりました。
 後期は工場見学やプレゼン準備であっという間に終わってしまいました。その中でもマネジメントゲームでは会社のお金の流れを学ぶとともに、経営の難しさについて体験することができました。判断ミスで散々な結果でしたが、経営者としての責任の重さも感じることができました。また、自社PRのプレゼン作成にあたっては自社の強みについて調べ、自社についての理解が深まりました。
 他のメンバー3人は若い方ばかりでしたが、しっかりとした考え方を持っていて非常に刺激になりました。貴重な時間を一緒に過ごした仲間として今後も繋がっていきたいと思います。また、柴崎さん、伊藤さんを初めとするJMC関係者の皆様や講師の皆様のおかけでこの貴重な体験ができたことを感謝しています。
 JMCを通して自身に足りないものや、これからやるべき事がしっかりと整理できました。今後は足りない知識等を学ぶとともに、自社の経営についてしっかりと考え、経営者として成長していきたいと思います。