ばね成形機

ばねの種類には、押して使う押しばね、引いて使う引きばね、ねじりの力を使うトーションばねがあります。ペダルやドアノブ、ボタンなど人が動かしてから勝手に戻ってくるところの多くにはばねが使われています。
精密ばね専用マシンでは、直径がø0.016 mmととても細い線材も加工可能です。巻き上がったコイル径も髪の毛より細いものができるほど精密な加工技術を誇っています。
もう1つの役割として、ばね成形機はワイヤを自由に曲げて折ることができます。その機能から生まれる製品も多彩で、電気製品、医療用機器、自動車、スマートフォン、釣り具、家具、文具、おもちゃ、さらには超精密な半導体の製造過程でもアマダの精密なばね成形機は活躍し、世界中で使用されています。

トーションマシン

写真:トーションマシン

ねじって使うトーションばねを成形します。洗濯ばさみ、レバー、ペダルなど軸を中心に押し返すところに使われます。

コイリングマシン

写真:コイリングマシン

押して使うための押しばねを成形します。一般的にイメージするばねの形である「コイル」を作るマシンです。

引きばねマシン

写真:引きばねマシン

コイルの両端にフックがあり、引っ張って使うばねを成形します。自転車やバイクのスタンドの他、たくさんの産業機器や家電などの内部に使われています。

セグメントコンダクタコイル専用システム

写真:セグメントコンダクタコイル専用システム

xEV 向けモーターコア用のセグメントコンダクタコイルを加工する専用マシンシステムです。

ばね成形機用周辺装置

写真:ばね成形機用周辺装置

ばね成形機とともに必要な用途に合わせた周辺装置をラインナップしています。