第38回優秀板金製品技能フェア
溶接品の部 全18作品
溶接310
リンゴの皮むき
-
・サイズ: W100 × D100 × H120 mm
-
・精度: ± 0.2 mm
・プログラム時間: 400 分
-
・加工時間: 500 分/個
・加工数量: 4 個
-
・材質: ステンレス(SUS304)
-
・板厚: 0.8 mm
-
・作品種類: オリジナル品
加工工程
機構の考案
2D/3D設計
レーザ加工
曲げ
曲げ
溶接
成形
表面仕上げ
アピールポイント
過去作品を参考にしている中で球体作品は何点かありますが内側まで見せている製品は無いと思い、今回は球体の内側、外側を魅せる作品をテーマとしました。球体にしてしまうと勿論の事で内側は見えないのでリンゴの皮を剥いた状態で中まで見えるような形状に決めました。難易度を上げるため材料はSUS304t0.8mmと薄板を採用。
球体といってもテーマをリンゴに設定していますので、それらしい形状にする為きれいな球体じゃなく「らしさ」を出す加工に苦戦しました。ロール状の展開から始めましたが「らしさ」が出にくく、添付資料の展開に変更し狙い値を確保しました。リンゴのお尻部分は丸棒を使用し形成し「らしさ」を表現しています。芯の部分は2枚構成となっておりFR曲げ回数265回と地道に形成し遊び心をプラスしました。
溶接で形状を整えていくのですが薄板の難しさと球体の難しさからバフ研磨で穴をあけてしまったり苦戦しましたが、一工夫をプラスし酸化を防ぐ為内側にアルゴンガスを注入しながら外側を溶接!これによりバフ研磨がとてもキレイに出来上がりました。
本体にばかり目が行きますが葉っぱの外周など芸を細かく表現しております!
球体といってもテーマをリンゴに設定していますので、それらしい形状にする為きれいな球体じゃなく「らしさ」を出す加工に苦戦しました。ロール状の展開から始めましたが「らしさ」が出にくく、添付資料の展開に変更し狙い値を確保しました。リンゴのお尻部分は丸棒を使用し形成し「らしさ」を表現しています。芯の部分は2枚構成となっておりFR曲げ回数265回と地道に形成し遊び心をプラスしました。
溶接で形状を整えていくのですが薄板の難しさと球体の難しさからバフ研磨で穴をあけてしまったり苦戦しましたが、一工夫をプラスし酸化を防ぐ為内側にアルゴンガスを注入しながら外側を溶接!これによりバフ研磨がとてもキレイに出来上がりました。
本体にばかり目が行きますが葉っぱの外周など芸を細かく表現しております!
