第38回優秀板金製品技能フェア

学生作品の部 全19作品

学生512

コッパーパイナップル

  • サイズ: W240 × D240 × H480 mm

  • 精度: ± 1.0 mm

  • プログラム時間: - 分

  • 加工時間: 1800 分/個

  • 加工数量: 1 個

  • 材質: ステンレス鋼(SUS304)銅(C1100)

  • 板厚: ステンレス鋼1.0 銅2.0 mm

  • 作品種類: オリジナル品

加工工程

  • 機構の考案

  • 展開

  • シャーリング加工

  • 曲げ

  • 溶接

  • 表面仕上げ

  • 打ち出し加工

  • 組立

アピールポイント

誰が見ても「パイナップル」と一目でわかるフォルムで「葉」は3次元的に加工され実物と同じ凶暴性を表現しています。

「実」を構成するパーツはあえて隙間をあけて組立て、光が隙間を透過することにより光と影を美しく楽しむ作品とした。

また、リベットをアクセントにすることでよりパイナップルらしさを表現して、「実」と「葉」を磨きあげることにより、光り輝く存在感をまとわせました。

  • 作品テーマを選んだ理由: 各種金属を板金工作機械と手工具を使用して、実物に近い迫力のある板金作品を制作することを目標に自然の曲線美等理由に「パイナップル」を選定した。

  • 使用材料を決めた理由: それぞれの金属の加工性等、作品全体の色の対比が効くように作品を構成し材料も決定した。

  • 最も重点を置いた点や箇所: パイナップル本体を、一段一段、全体の見え方も考慮して隙間をあけながら、一目でパイナップルとわかるように表現した。

  • 最も苦労した点や箇所: 手板金での加工が困難なステンレスの板材を、手工具を使用して3次元的に加工して、有機的なパイナップルの葉を表現すること。

  • 製作図面から実際に加工してみて気づいた点: ベンダーで実の部分である16角形のパーツを角度調整して曲げたが、曲げ長さやスプリングバック、上下パーツとのバランス等かなりの微調整を必要としたこと。